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No.13 ワゴンR・リヤ サスペンション(スプリング)の交換
フロントタイヤの内側の片減り(異常磨耗)と足回りのフワフワ感を解消するため、中古で購入したスプリングに交換しました。
まだ走り込んでないので何ともいえないですが、何となくしっかりした感じにはなったように思います。


必要工具

・17mmのメガネレンチ 
・ジャッキ (ショックを固定しているボルトを抜く時に使います)


 今回、前後サスペンション(スプリング)を交換しようと思ったのは、フロントタイヤの内側の片減り(異常磨耗)と、 足回りのフワフワ感を解消したかったからです。内側が減るのはスプリングが弱ることによって車高が下がり、 タイヤが『ハ』の字型になることによって起こると考えられるので、スプリングを交換してみました。 スプリングは知り合いがそういう仕事をしているので、そちらに頼み、ほとんどヘタリのない中古品を前後セット8000円で 購入しました。リヤはほんまに簡単ですが、フロントはスプリングをスプリングコンプレッサーで縮めたり伸ばしたりするのに、 とても疲れました。途中で雨は降ってくるし、どうなることかと思いましたが、何とか完了できました。

(1) ジャッキアップしてウマを掛けます

 今回は前後交換するので、前後ともウマを掛けました。サスペンション(スプリング)を交換するので、ウマは サスペンション関係(足回り)以外に掛けないと、交換することができません。ボディ横側のジャッキポイントに ウマを掛けましょう。

 もちろんリヤだけの交換なら、リヤをジャッキアップしてウマをかけるだけで十分です。
(2) サスペンションはこんな感じです

 リヤサスペンションはこれを見ても分かるように、メッチャ簡単な構造ですね。前(左)がリヤのショック、 後(右)がスプリングです。スプリングを外すには、ショックの下側を固定しているボルトを抜くだけです。 必要工具も17ミリのメガネだけ…。簡単やな〜。
(3) ゴムの跡がくっきりと…(汗)

 やはりスプリングが弱って、かなり底付きしていたようです。
(4) ボルトはこれです

 中央の右がボルトの頭で左がナットです。ボルトの先がナットから少し出ています。ナットは本体に溶接されているため、 ボルトはレンチで緩めるだけで簡単に抜くことができます。
(5) ボルトを緩めます

 17ミリのメガネレンチでボルトを緩めます。かなり硬く締まっています。
(6) 少し緩んだらジャッキを掛けます

 これが今回の一番のポイントでしょうか。ショック下側のボルトには常に足回りの重量がかかっているので、 ジャッキで高さを調節しないとボルトがとても抜けにくいですし、ボルトを痛めることにもなりかねません。

 ジャッキは中央の太いパイプに掛けるといいでしょう。そして、ジャッキを少し上げたり下げたりして、 ボルトが軽く抜ける位置に持っていきます。位置がピッタリ合えば、手でも軽く回ると思います。 ちなみに、通常のジャッキアップもここで行います。
(7) ボルトが抜けました

 ボルトがナットから抜けると、軽く抜けます。これで左側のショックが足回りから外れ、スプリングがフリーになりました。 右側(反対側)のボルトも同じように外します。
(8) ジャッキを降ろします

 左右のボルトが抜けたら、ジャッキを降ろします。するとスプリングが完全にフリーになり、簡単に外すことができます。
(9) 外れました!\(^o^)/

 こんなに簡単にリヤのスプリングを外すことができました。ほんまに簡単やな〜。
(10) スプリングをセットして組み付けます

 スプリングシートの段差に注意してスプリングをセットし、元通り組み付けます。
(11) ここに注意してください

 スプリングをはめてジャッキアップするのですが、その時にショックの下側がきっちりと収まるように、手で調節します。 左右ともきっちり収まるように注意して、ボルトが通る所までジャッキアップしてください。

 後はボルトを締め込めば完成です。
(12) 完成しました!

 長いようで短い道のりでしたが、これで完成です。

 改めてリヤのスプリング交換が簡単だということがわかりました(笑)
(番外) フロントタイヤの片減りです

 フロントタイヤはこんなに減ってしまいました。多分スプリングだと思うんですけどね。

 右が同じ時に交換したフロントタイヤ、左がリヤタイヤです。フロントは左右とも同じように片減りします。
もし分かりにくい点や間違い、また感想などありましたら、メールにて御連絡願います。









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