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今回、前後サスペンション(スプリング)を交換しようと思ったのは、フロントタイヤの内側の片減り(異常磨耗)と、 足回りのフワフワ感を解消したかったからです。内側が減るのはスプリングが弱ることによって車高が下がり、 タイヤが『ハ』の字型になることによって起こると考えられるので、スプリングを交換してみました。 スプリングは知り合いがそういう仕事をしているので、そちらに頼み、ほとんどヘタリのない中古品を前後セット8000円で 購入しました。リヤはほんまに簡単ですが、フロントはスプリングをスプリングコンプレッサーで縮めたり伸ばしたりするのに、 とても疲れました。途中で雨は降ってくるし、どうなることかと思いましたが、何とか完了できました。 |
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(1) ジャッキアップしてウマを掛けます 今回は前後交換するので、前後ともウマを掛けました。サスペンション(スプリング)を交換するので、ウマは サスペンション関係(足回り)以外に掛けないと、交換することができません。ボディ横側のジャッキポイントに ウマを掛けましょう。 もちろんリヤだけの交換なら、リヤをジャッキアップしてウマをかけるだけで十分です。 |
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(2) サスペンションはこんな感じです リヤサスペンションはこれを見ても分かるように、メッチャ簡単な構造ですね。前(左)がリヤのショック、 後(右)がスプリングです。スプリングを外すには、ショックの下側を固定しているボルトを抜くだけです。 必要工具も17ミリのメガネだけ…。簡単やな〜。 |
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(3) ゴムの跡がくっきりと…(汗) やはりスプリングが弱って、かなり底付きしていたようです。 |
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(4) ボルトはこれです 中央の右がボルトの頭で左がナットです。ボルトの先がナットから少し出ています。ナットは本体に溶接されているため、 ボルトはレンチで緩めるだけで簡単に抜くことができます。 |
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(5) ボルトを緩めます 17ミリのメガネレンチでボルトを緩めます。かなり硬く締まっています。 |
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(6) 少し緩んだらジャッキを掛けます これが今回の一番のポイントでしょうか。ショック下側のボルトには常に足回りの重量がかかっているので、 ジャッキで高さを調節しないとボルトがとても抜けにくいですし、ボルトを痛めることにもなりかねません。 ジャッキは中央の太いパイプに掛けるといいでしょう。そして、ジャッキを少し上げたり下げたりして、 ボルトが軽く抜ける位置に持っていきます。位置がピッタリ合えば、手でも軽く回ると思います。 ちなみに、通常のジャッキアップもここで行います。 |
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(7) ボルトが抜けました ボルトがナットから抜けると、軽く抜けます。これで左側のショックが足回りから外れ、スプリングがフリーになりました。 右側(反対側)のボルトも同じように外します。 |
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(8) ジャッキを降ろします 左右のボルトが抜けたら、ジャッキを降ろします。するとスプリングが完全にフリーになり、簡単に外すことができます。 |
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(9) 外れました!\(^o^)/ こんなに簡単にリヤのスプリングを外すことができました。ほんまに簡単やな〜。 |
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(10) スプリングをセットして組み付けます スプリングシートの段差に注意してスプリングをセットし、元通り組み付けます。 |
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(11) ここに注意してください スプリングをはめてジャッキアップするのですが、その時にショックの下側がきっちりと収まるように、手で調節します。 左右ともきっちり収まるように注意して、ボルトが通る所までジャッキアップしてください。 後はボルトを締め込めば完成です。 |
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(12) 完成しました! 長いようで短い道のりでしたが、これで完成です。 改めてリヤのスプリング交換が簡単だということがわかりました(笑) |
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(番外) フロントタイヤの片減りです フロントタイヤはこんなに減ってしまいました。多分スプリングだと思うんですけどね。 右が同じ時に交換したフロントタイヤ、左がリヤタイヤです。フロントは左右とも同じように片減りします。 |