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(9) ジャッキアップしてホイールを外します ジャッキアップしてウマをかけホイールを外します。やり方は「No.5 ブレーキパッドの交換」 を参照してください。 なんとなく全体的にグリスで汚れている感じですね。いや〜な予感が…(^ ^; |
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(10) やっぱり! 割れてました(T_T) ブーツが完全に割れてしまって、周りにグリスが飛び散っています。やばかったな〜。 知らずにそのまま走っていたら、多分シャフト交換になっていたでしょう。 やはり時々車の下から覗いたり、タイヤハウスの中などを覗いてみて、グリスなど漏れていないか チェックしたほうがいいようです。 |
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(11) まずブーツバンドを切ります 古いブーツを取り外すため、ブーツバンドを切断します。工具はニッパーが最適と思いますが、 安物だと刃が欠けてしまうかもしれません。ニッパーで写真のように上から縦に切ると、 やりやすいと思います。案外簡単に切断できました。 大径のバンドも同様に切断します |
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(12) ブーツを切断します ブーツは切断しないと取り外せないため、カッターで縦に切断します。硬いので、もっと大きい カッターのほうがいいと思います。ブーツ以外は金属しかないため、気にせず切断できます。 切断したブーツやバンドの取り外しには、ラジオペンチがあると便利です。手でもOKですが、 かなり汚れます。 |
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(13) 完全に割れてました 取り外した古いブーツですが、見事に割れてしまっています。こうなる前に交換しましょう。 見たところ、グリスはまだかなり残っているようなので、最近切れたものと思われます。 |
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(14) ドライブシャフトとベアリングです ブーツを取り外した直後のドライブシャフトとベアリングです。これらに付着しているグリス、ゴミなどを ウエスできれいにふき取ります。異音などなければ、ふき取るだけで充分なようです。 |
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(15) きれいになりました グリスをふき取ると、こんなにきれいになります。ただ、グリスはかなり多いので、ふき取る時に 大量にウエスを使用します。ボロ布などを事前に用意しておきましょう。 |
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(16) ブーツをシャフトに通します 取説では「ブーツの凹部分に溶着剤を注入し、シャフトに通す」ように書いてありますが、 溶着剤をこぼさずに通すのは至難の技と思われます。狭くてブーツをシャフトに通すだけでも大変なのに、 溶着剤を塗ってこぼさずに通すのは無理でしょう。 そこで、私はシャフトにブーツを通してから、溶着剤を塗ることにしました。写真のように凹側を 上にして重ねると、とても塗りやすくなります。 |
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(17) 溶着剤を塗ります 溶着剤は、『塗る』というよりは『注入する』というほうが適切かもしれません。溶着剤のノズルを 凹の奥まで差し込んで、あふれるくらいに注入します。使用量は半分程度でしょうか。かなり余ります。 この時、ブーツを傾けると溶着剤がこぼれますので、なるべく水平にして作業します。(水平にしたまま シャフトに通すのは無理やろな(苦笑)) |
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(18) 凸と凹をはめ込みます 溶着剤を注入したら、凸と凹をはめ込みます。この溶着剤はすぐに硬化するということはありませんので、 急がなくてもいいようです。私は急いでしまって、接合が若干悪かったようです。はめ込んだら両側から 押して、余分な溶着剤を押し出します。くれぐれも慌てずに作業してください。 |
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(19) いよいよカイロの出番です(笑) ここで『カイロ』の出番となります。溶着剤で接合部を完全に溶着するために、カイロで加熱します。 最高温度は100度近くまで上がるそうなので、やけどに気をつけてください。 封を切ってカイロを取り出し、接合部がカイロの中央になるように両面テープで貼り付けます。 さあ最後です。頑張りましょう→(次へ) |