やわらかな秋の日差し

 久しぶりに近所の路地をスケッチした。いつしか季節は秋になっていた。
 正面に見える家の軒下にはタマネギがつるしてある。今年の夏前?に畑でとれたものだろう。こうしておけばいつでも新鮮なタマネギが食べられる。
 軒先がにぎやかでいい。

 この前、といっても2ヶ月ほど前だが、「海水浴に行くとき通る路地」を描いた場所と同じところから、今度は反対をスケッチしてみた。左から柔らかな秋の陽が差し込んでいて、陽に照らされた路地がいつもと違って感じた。こちらの路地には建物の陰で暗くなっていて向こうに見える路地がよけいに明るく見えた。

 ここでスケッチした後、向こうの路地の左側をスケッチした。うまく描ければアップしたい。

 竹野町の馬場町地区は、車の通れないせまい路地がたくさんある。それらが碁盤の目のようになっているかというと、そうはなっていない。T字路が多い。ということは見通しの利かないところが多いということだ。向こうが見通せず分からないから、よけいおもしろいのかもしれない。


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