シナプスでは発達障害・不登校・支援学級のお子様を受け入れております

 塾によっては上記のお子様を敬遠される塾があり、近年はそういったお子様専門の塾まで誕生しております。シナプスも上記に該当されるお子様の受け入れを行っておりますのでご安心ください。
 ただし、ご留意いただきたいことがあります
発達障害・不登校・支援学級のお子様専門の塾では基本的に「ケア」されることを重視されております。もちろん、そういった環境も大切ですが、いつまでも「ケア」や「配慮」をしてもらえる環境は続きません。
シナプスでは「真の自立を目指した塾」であるため、適度なストレスをかけ、他の同世代の子と同じ生活をできるトレーニングを行ってまいります。
「自立しようという気持ちがあること」、「他の人の迷惑を意識できること」、「嫌なことから目を背けないこと」の3点を備えることができれば、あと一歩です。保護者様もお子様も、将来の不安をシナプスで乗り越えてみませんか。
 
以下、代表が対応した実例です。

 ある中学生の男の子のお話です。この生徒は中学1年生のとき、いじめにあってしまい、それから中学3年まで不登校を続けてきておりました。それまではお父さん、お母さんが勉強をみてこられ、学校のテストも別室で受けたり受けなかったりの日々でした。中学3年の春に私(代表)と出会い、学習を開始しました。
 勉強の合間の雑談で、学校での話を聞いていると悪質ないじめにあっていました。
学校でも「配慮」はされるものの、自分の見えないところで先生たちは、自分をいじめていた者たちと楽しそうに過ごしている姿があり、大人や学校自体が信じられなくなっていたようでした。
私は常々、その生徒に「高校へ行けば一度リセットされる」と言い聞かせてきました。
高校へ行くと、そのレベルに応じた生徒しかいなくなり、少し離れた高校へ行くとさらに自分を知っているものはほぼいない。ありのままの自分で再出発ができると。
 その男の子は、人生をやり直せるならやり直したい!という気持ちを胸に日々頑張り続けました。
勉強を続ける中で、保護者共々、日常的に「ケア」されていることに慣れてしまっており、「学習レベル」を落としてほしいなど要望もありましたが、すでに最低限の学習レベルであったこと、「配慮」される受験などないことから、「続ける」や「止める」かの選択肢を問うこともありました。
 結果、家から離れた志望校に合格し、それまで不登校で家から一人で遊びに行くことさえしなかった子が、入学初日こそは保護者に送迎してもらったようですが、家から駅まで1人で行き(自転車で約15分)、駅から高校の最寄り駅まで行き、そこから高校の近くまでバスに乗り、自力で家から学校を往復するようになったのです。入学初日に趣味のゲームで話の合う友達ができたようで、学校が楽しいようです。更に電車内で合流する友達までできたらしく、保護者の送迎を拒むことまで出てきました。
3年後、たまたまその子と保護者様に再開する機会があり、3年間、ほぼ無欠席で通学し、修学旅行もクラスの友達たちと普通に行ってきたようです。
そういうところまで到達したことに感謝をされましたが、そこに到達したのは紛れもない「彼自身」であり、私を信じぬいて努力した成果なのです。
 「配慮される環境」はその場凌ぎの幸福しか得られません。「自立する努力を続ける」ことの先に真の幸福が得られる1例です。

 
 最後に、「普通」って何だろう? 自分はそんなに「おかしい」のかな?
みんなと違うっていけないことなの?
そんなことないよ。他人に迷惑をかけず、自分の正直な気持ちで生きればいいんだ。
そして、自分の大切な人たちに感謝をし、その人たちを守っていこう。
勉強だけが全てじゃない。でも勉強を通じて大切なものを守る知恵は身につけよう。
 
 シナプスでは本気で未来を切り拓きたいお子様・保護者様を拒む理由はありません。