みんなで滑ろう みなとのもり公園
ホーム ニュースポーツ広場 公園案内 アクセス インラインスケート イベント BBS 天気

滑る

滑る練習の前に、「たつ・まがる・とまる」の、「たつ」と「歩く」がしっかりできている事を確認してください。
歩く動作がしっかりできることが、きれいなスケーティングの第一歩です。
靴で歩く時のように、後ろにむかって蹴り上げる動作をしていると、なかなか上達しません。
また、上げた足を着地する時に左右の足の間が広いと、いかにも下手そうな滑り方になってしまいます。
滑る
歩く練習を繰り返すうちに、自然とウィールが回りはじめ、ストライド(基本スケーティング)の入口になります。
滑るようになってもVの形を保つようにし、重心を立っている方の足にしっかり移動して、反対側の足で軽く前に押し出します。
押し出す足は後ろに蹴り上げず、Vの形のまま横に押し出すようにします。
歩く練習と同じで、上げた足を降ろす時は、反対側の足のすぐ近くを意識しましょう。
できるだけ長い時間、片方の足に乗っていられるように練習しましょう。
そのためには、腰を立っている足の上に移動し、しっかり重心をのせることが大切です。
練習中は足元を見ず、しっかり前を見るように注意しましょう。ブーツが見えたらアウトです!!

スウィズル
きれいなストライドができるようになる為にも重要な練習です。
Vポジションから両足を同時に開き、肩幅ぐらいまで開いたら今度は閉じて、ひょうたんの形を描いていきます。
1.Vポジションで膝を落として立つ。
2.しっかり膝をおとし、かかとを横に押し出すようにして、足を開く。
3.肩幅ぐらいまで開いたら、閉じる動作に入る。
4.つま先を内側に向け、曲げて力を入れていた膝から力を抜き、上に軽くのびあがるように足を閉じる。
5.左右の足がしっかり揃ったら、つま先をVに開き、膝をおとしてかかとでグッと押し出す。
この動作を繰り返して前進します。
開く時は、しっかり膝をまげてグッと押し出し、閉じる時は軽く伸び上がりる動作を、リズムよく繰り返します。
ブーツが見えないように、前を見て練習してください。

片足でスウィズル
スウィズルが楽にできるようになったら、今度は片足ずつやってみましょう。
片方の足(軸足)は進行方向に向けてまっすぐにします。
反対側の足(こぎ足)は、軸足に対してVになるように置きます。
両手を軸足の膝に置き、上半身と腰はしっかり進行方向に向けます。
軸足・腰・上半身は固定したまま、こぎ足だけをスウィズルの要領で動かして進みます。
こぎにくい(動かしにくい)足がある場合、軸足にしっかり乗れていないことが多いです。
しっかりと軸足の上に腰を移動し、ヘソの真下に膝・足首が来るようにしてください。

両方の足が楽にこげるようになったら、1回ずつ軸足を交代して滑ってみましょう。
1回足を開いて閉じたら、軸足を交代します。
この時、両手も軸足の膝に置きかえて、体の中心が軸足の上に揃う(頭・ヘソと膝・足首がまっすぐになる)ように注意しましょう。

片足で滑る
片足で長くバランスをとれるようになると、滑る動作がとっても楽になります。
軸足の上に体の中心を揃えて、反対側の足は軽く上げて軸足の後ろに添えます。
少し助走をつけてから、片足でバランスをとって長く滑る練習をしてみてください。

後ろ向きに滑る
ある程度滑れるようになると、後ろ向きに進むことは簡単にできます。
つま先の方に重心を置くだけで、後ろに向かって進み始めます。
でも、これではまったく後ろが見えず、危険です!
しっかり後方の視界を確保しながら、後ろ向きに滑る練習をしましょう。

1.足を揃えて立つ。
2.足をそのまま前後にずらす。
3.後ろにひいた足の方を振り返る。
4.しっかり進行方向(後ろ)を見て、つま先に荷重して踏み替えまたはスウィズルで後ろに進む。(難しければ、細かく歩く)

後ろを向く完成形の姿勢の練習を、家の中や靴を履いた状態で試してみましょう。
両手を真っ直ぐ横に伸ばします。足は揃えて軽く膝を曲げて立ちます。
足を前後にずらし、両足のつま先からかかとの中央が一直線上に乗るようにします。
膝はつま先と同じ方向を向けたまま、腰から上を後方足の側に90度ひねります。(おへそが真横を向いた状態
開いた両手の腕・肩のラインが足と同じ一直線上にあるようにします。
首を90度ひねり、まっすぐ後ろを見ます。

初めてやると、とってもキツイ体勢です。
でも、腰から上で90度、首で90度で後ろが向けるようになると、とっても上手そうに見えますよ。
家で体をひねる練習をしてみてくださいね。(左右均等にすることをオススメします)