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2006,5.27 妊娠発覚
6.26 お腹の赤ちゃん(名前;空)は順調でとても元気。母子手帳交付を受ける
(出産予定日 2007,1月)
7.24超音波検診:お腹の中で空が手を振る。看護婦さんが息子に「お兄ちゃん〜!!って手を振っているよー」と言うも息子は照れくさそうに下を向く。「僕、お兄ちゃんになるんだ!」
But!喜びもつかの間 血液検査の結果、貧血がひどく白血球の数値も高い→再検査。
7.25血液再検査の結果 大至急!産科、血液内科ともにそろっている総合病院へ行くように言われる。
7.26S病院 血液内科受診。椅子に座るや否や即座に「急性白血病」です。と言われる。頭が真っ白のまま採血、骨髄穿刺(マルク)をする。この日より緊急入院、私、死ぬのかな・・・。
7.27血内U医師、産科Y医師から白血病を抱えての妊娠継続がどれだけハイリスクなのか説明を受ける。結論はお腹の赤ちゃん(空)、母体(私)両方を救える可能性は限りなく0%・・・。
でも、息子をお兄ちゃんにしてやりたい!元気にお腹の中で動いている空の命を奪えない!絶対産みたい!
・・産みたかった・・・。だけど、夫婦で話しあった結果、空はあきらめることにした。いまいる息子のために、私はまだまだ死ぬわけにはいかないのだ。・・・だけど、今まで生きてきた中で一番辛い選択だった。
7.27 午後産科へ転室。陣痛促進剤投与開始。私、空を殺すために産むんだ・・・超音波検査でお腹の中で手をふる空の姿が頭に浮かぶ。私は、2、3分ごとにおしよせる陣痛の中で何度も何度も空にわびた。ごめんね、空・・・
7.28 AM3:10お腹の赤ちゃん「空」産まれ、そして逝く〜。
7.30小さな箱に入れられたわずか15センチの空にはカーネーションの花と息子が自分で折った折り紙を入れた。火葬場で空、埋葬する。
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