キハダマグロ


      

大型の魚の対象魚、マグロ。

南紀の近海ではクロマグロは少ないのですが、確実に狙って釣れるのは、キハダマグロ。

天候のいい残暑厳しい初秋、波が穏やかな日を狙って沖に船を向ける。

南紀のパヤオ、沖の波浪ブイ付近に船を付ける。

水深165m   パヤオには小魚が付き、その小魚を捕食するためにカツオやマグロが回遊してくる。

仕掛けを、下ろす。

仕掛けは、エビング・ルアー・天秤ふかせ その日の状況・時期で仕掛けは変わります。

まだ、当クラブでは大型のキハダマグロは釣り上げておりませんが、期待の持てる釣りです。

ジグのようにエビング、 ガッ!・ガッ!  一気に走り出す。

50cmを超えると強烈な引きで楽しませてくれます。

1mを超えると、想像を超える引きが待っている。

まだ、波浪ブイを知らずに行っていない時期、マリーナでこんな大きな電動リール何に使うの?

と聞いたことがありました。

マリーナでは、波浪ブイでカツオにマグロの時に使います。

3000番クラスのリールでは、ドラグも耐えれなく、モーターが焼けてしまうのでね。ということにふ〜ん、と思っていましたが、ブイに到着して釣ってみると 一瞬でその理由がわかった。

ビンタといえども引きは強烈、走り回る。

ドラグを締め込み、一気に巻き上げる。

豪快な釣りであった。

みなさん狙っているのは、本カツオ 5kg以上、キハダマグロ10kg以上。

時には、25kgを超える大型が食いつくことも。

一度、味わってしまうと 忘れられない釣りになりますね。

温暖化の影響で、黒潮に乗ってマグロが多く入ってくるようになった昨今、期待の持てる対象魚となりつつあります。

しかし、釣り上げたあとはすぐに締めて血抜きをして、処理をしないと魚が美味しくいただけません。

船内が血だらけになるのもこの釣りならではでしょう。

うまく処理をすれば、美味しい魚にありつけます。

この魚は、大きくなればなるほど美味しい魚です。