ゴリゴリゴリ・・・・・・。

 すり鉢の中で、薬草がだんだんと細かい粉末状になっていく。

 ゴリゴリゴリゴリ・・・・・・。

「ここで、エリク草を入れてと・・・」

 わざわざ手順を口に出して確認する。それは万が一にも間違えないためで、薬の成分というのはそれくらい微妙なものなのよ。

「・・・かなみさん、なにしてるんですか?」

 私は背後からの声に、手を止めて振り向いた。

「あ、シィルちゃん。・・・ごめんね、すり鉢を勝手に借りちゃって、必要だった?」

「いえ、そういうわけじゃないですけど・・・」

 シィルちゃんはそう言うと、すり鉢の中のものを覗き込んだ。

「まだ途中だけど、これは毒消し草になるの。

 久しぶりに私の持っている薬を調べてみたら、ずいぶん減ってたもんで」

「かなみさん、薬の調合もできるんですか」

 シィルちゃんが感心したようにそう言った。

「医者ほどじゃないけどね、まあ少しは・・・」

 私は少し照れつつ、そう答えた。

「それが終わってからでいいんですけど、少しお願いできませんか?」

「うん、いいよ。・・・私にできることならだけど」

 私はそう言って、了承の意を表した。

 

 ・・・もっとも、これがあの悲劇の始まりになろうとは、この時はわかるはずもなかった・・・。

 

 

  鬼畜王ランス外伝  かなみちゃん忍耐帳

 

弐之巻  「恋の黄金率作戦!?(前編)」

 

 

「これなんですけど・・・」

 そう言うと、シィルちゃんはいろんな瓶が乱雑にほうり込まれている薬箱を見せた。

「こりゃすごいわねえ・・・」

 私は正直な感想をもらした。

「どーも、ランス様があとからいろいろと入れたみたいで、・・・もうどれがどれだか」

 シィルちゃんが困ってますという顔をした。

「確かに、どれが何の薬かわかんなかったら大変ね」

「ええ、それでわかる範囲でいいですから、何の薬なのか調べてもらえませんか?」

「うん、まかせておいて」

 ・・・というわけで、薬の鑑定がはじまった。

 

「・・・これは風邪薬・・・せき止めの薬ね」

「はい。・・・風邪薬(せき止め)、と」

 私が言う通りに、シィルちゃんが瓶にラベルを貼っていく。

「こっちは解熱剤ね」

「・・・解熱剤、と」

「はらいたの薬」

「・・・腹痛の薬、と」

「これは・・・うーーん、・・・なんだろ?」

「どれですか?」

 その瓶を二人で覗き込む。

「何か書いてますね・・・」

「そうね、・・・しっかし汚い字。

 えーーと、・・・P・・・T・・・TP・・・あー、PTTP薬か」

 その瓶にはミミズがのたくったような汚い字で「PTTP」と書かれてあった。

「あー、あれですか」

「ランスのやつ、ロリコンの気もあったのか」

「・・・そういうわけじゃないと思いますけど・・・」

 そう言いながら、シィルちゃんは「PTTP薬」と書いたラベルをその瓶に貼った。

「あれっ? ・・・こっちも・・・なんだろう?」

「・・・さあ?」

 その瓶にも何か書いてあった。

「・・・木? ・・・木し木し?」

「何でしょう?」

 その字は私たちには解読不能だった。

「・・・まあ、置いとこうか」

「そうですね」

 

 それから、「下痢止め」「下剤」「栄養剤」というふうに残りの瓶を消化していった。

「・・・残るは・・・」

「・・・これだけですね・・・」

 最後に一本残ったのは、先ほどの「木し木し」とかかれた謎の瓶であった。

「木し木し・・・か、一体何の薬だろう?」

「さあ?」

「うーーーん、わっかんないなーー」

「まあ、いいですよ。それより、どうもありがとうございました」

 そう言うと、シィルちゃんはぺこりと頭を下げた。

「ううん、こちらこそシィルちゃんにはいろいろお世話になってるから」

 シィルちゃんはきちんと瓶を薬箱に戻すと、それを棚の上に置いた。

 

 ・・・でもなんだったんだろう・・・・・・気になるなー。

 

「へっへっへー、ラーンス! ・・・お茶菓子買ってきたんだけど」

 そう言って、私は丹波屋で買ってきたおはぎを見せた。

「おっ! かなみ、気がきくじゃねえか」

「じゃあ、お茶いれるね」

「かなみもだんだん俺様の女としての自覚が出てきたようだな」

「誰があんたの女よ!」

 そう言いつつ、私はランスの前にお茶を置く。

「がっはっはっは! 照れるな照れるな」

 馬鹿笑いをして、ランスが湯飲みに口をつけた。

「照れてないっての!」

 そう言いながらも、私はわくわくしながらランスを見ていた。

 無論、私がランスのためにわざわざおはぎを買ってきてやる義理なんてこれっぽっちもない。・・・自然にお茶を飲ませる機会を作るためだ。

 私の入れたお茶には例の薬が入っている。・・・そう、わかんなきゃ試せばいいのだ!

 

 ・・・・・・・・まあ、死ぬことはないだろう・・・。

 

「うん、うまい! おはぎはやっぱ丹波屋だな」

 ・・・特に劇的な変化がおこるものでもないようだ。

「ズズズズ・・・。むしゃむしゃ・・・ぱくぱく・・・」

 ・・・なーんか、おはぎ代、210GOLD(消費税込)損した気分。

「いやー、ほんとにうまいぞ。

 わざわざかなみが俺様のために買ってきてくれたと思うと、また格別にうまい!」

「そ、・・・そう?」

 あれ、なんか・・・ちょっと変だな・・・。

 

「・・・・・・かなみ」

 ランスが珍しく真剣な顔をした。

 

 ・・・トタトタトタ・・・。

 

「・・・なに?」

 私がいぶかしげに尋ねかえす。

 

 ・・・カチャ。

 

「ランス様、今日の晩ご・・・」

「好きだ! 結婚してくれ!!」

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・は?

 

「はああぁぁーーーーーーー!!??」

 

「・・・・・・はふう・・・」

 シィルちゃんがパタリと倒れた。

 

「ちょ、ちょっと! ・・・シィルちゃん!!

 らっ、ランス! なんでいきなりそうなるのよ!!」

「・・・気づいたんだ、かなみ。さっきのおはぎに俺様はあふれんばかりの愛を感じた」

「ないない! んなもんない!!」

 私はちぎれるくらいに首を横に振った。

「男としてその愛に答えねばならない!

 かなみ好きだ!! 結婚してくれ!!!」

「・・・・・・ほ、ほんき?」

 呆然と聞き返す。

「ああ、もちろん本気だ! うそ偽りない!」

 ランスは真剣な顔でそう答えた。

 どーも、いつものように私をからかっている雰囲気ではない。

 

 ・・・・・・なにかおかしい・・・

 私は混乱する頭で必死に考えた。

 

 ・・・あれだ、・・・あれしかない! ・・・絶対にあれのせいだ!!

 きっとあれは惚れ薬かなんかだったんだろう。

 

 ・・・・・・・・・

 ・・・

 たっ・・・

 

 ・・・大変なことをしてしまったーーー!!!

 

「ちょ、ちょっと! ランス落ち着いて!!」

「俺様は落ち着いているぞ」

「・・・よーく聞いて! その気持ちはうそなの! お茶のなかに入ってた惚れ薬のせいなの!」

「・・・ということは、つまり・・・」

 ランスが少し考え込んだ後、なにかに思い当たったような顔をした。

「そう、そういうことなの!!」

 

 ああ、わかってくれた。・・・ほう。

 

「かなみはやっぱり俺様のことが好きだと」

「なんでそうなる!!」

「だって、俺様に惚れて欲しかったんじゃねえか!」

「ああああぁぁーーー!!! ちっがあぁーーーう!!!!」

 

 まずい! ひっじょーーにまずい!! なにを言っても泥沼だ。

 

「さあ、かなみ! 二人の愛を確かめようじゃないか!!」

 ひーん、このランスかなり変! ・・・いつも変だけど・・・いつもより全然変!!

「かなみいぃぃーーー!!」

 がばああっ!!

「うわっきゃあぁぁーーーー!!!」

 

 

 ・・・・・・・・・

 ・・・

「・・・はあはあはあ・・・・・・」

 ピクッ・・・ピク・・・・・・・・・

「・・・あ、あせった・・・」

 私は当て身を食らわせて、飛び掛かってきたランスをなんとか気絶させた。

「・・・と、とりあえず縛っとこ・・・」

 

「う、・・・うーん・・・・・・」

 うっすらと目を開ける。

「シィルちゃん大丈夫? 目が覚めた?」

「・・・かなみさん・・・。・・・うっ、うう・・・・・・」

 目を覚ましたとたん、シィルちゃんが涙ぐむ。

「・・・かなみさん・・・ランス様を幸せにしてあげてください」

「だあぁーーー!! ちがうのよおぉーー!!」

 

 ・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・というわけなの。・・・わかってくれた?」

 私はシィルちゃんに今までのことを説明した。

「そうだったんですか・・・。・・・・・・よかった」

 なんとか状況を理解してもらえたようで、シィルちゃんは安心したように微笑んだ。

「それで聞きたいんだけど、あの薬がいつ入手されたのかわからないかな」

 私は本題を切り出した。

「・・・そうですねえ、・・・三年前にはなかったと思います」

 シィルちゃんは少し考えたあとにそう答えた。

「・・・なるほど、つまりランスが王様になってから手に入れたものなわけね」

「多分そうだと思います」

「そうなると・・・あの薬を調合したのは多分・・・アーヤさんか、カーチス君のどちらかということね」

 ・・・予想だと、カーチス君がランスに押し切られて作らされたってとこね。

「私はこれからリーザスに戻って、効果のきれる方法を聞いてくるから・・・」

 そこで言葉を切ると、私は縛り上げたランスの方をチラリと見る。

「・・・・・・ランスをお願いね」

 シィルちゃんは神妙にコクリとうなずいた。

 

 

 ・・・リーザスへの帰還・・・か。

 

 つい三日前に通った道を逆にたどる。

「・・・こんなに早くリーザスに戻ることになるなんて、考えてもなかったな」

 つい思ったことを口にする。

 ・・・もっとも、任務は達成されていないんだけど・・・。

「・・・今なら、私がお願いしたらランスは聞いてくれそうだけど、しかし・・・」

 

 ・・・この事態をリア様に知られたら殺される・・・。

 

「・・・知られないようにしないとな・・・」

 私はそう肝にめいじておいた。

 

 

 ・・・リーザス魔法研究所・・・ここはランスによって建設された、リーザスにおいて魔法に関する最高の研究所である。

 ここの所長はカーチス・アベレン君・・・まだ二十歳にもなっていない天才少年だ。・・・関係ないけど私の一コ下だ。

「あの、リア様直属の忍者の見当かなみと言いますが、カーチス所長はおられますか? できれば面会したいのですが・・・」

「アポはとっておられますか?」

 受け付けの女の子は事務的にそう応えた。

「いいえ。・・・すいません、なにぶん緊急な用なもので・・・」

「・・・わかりました。・・・少々お待ちください」

 

 ・・・待つこと十分。

 私は所長室の方へと通されることになった。

 

「それで、どういったご用件ですか? かなみさん」

 カーチス君がそうたずねてきた。

「あ、いや、・・・きわめて個人的な用なんだけど・・・」

 思わず口ごもってしまう

「いいですよ、それで一体・・・」

 私は思い切ると、カーチス君に向き直り・・・。

「単刀直入に聞くわね。

 ズバリ! ランスの命令で惚れ薬を作ったことない?」

「・・・あ、はい。ありますが」

「やっぱり!!」

「・・・あの、それがなにか・・・」

 気圧されたようにカーチス君が少しのけぞる。

「ズバリ! 効果はいつきれるの?」

「・・・基本的に永続のはずですけど・・・」

 こともなげにカーチス君が言った。

 

「えっ、ええぇぇーーーーーー!!!」

 

「・・・まあ、人の体には薬物に対する抵抗力がありますから、効果のほどは人それぞれになりますけど、普通の人なら突然効果がきれるなんていうことはないと思いますけど・・・」

「げっ、解毒剤とかはないの!!」

「毒とはひどいですね・・・」

 

「いいから!!!」

 

「はっ、はい!」

 私はかなり鬼気迫る顔をしていたみたいで、カーチス君はかなりひいていた。・・・でも、ほんとに危機迫ってるんだもん!

「ま、まあ、効果を打ち消す薬は作れると思いますよ」

「ほんとっ! 大至急お願い! ・・・リーザス存亡の危機なの!!」

 私としては誇張でもなんでもないつもりだ。

「・・・わ、わかりました。できるだけ急ぎます」

 ・・・ふう、これでなんとかなりそうだ。

 

 そうだ! リア様には無理だけど、マリス様にはこれまでの報告をしておこうっと。・・・せっかく帰って来たんだしね。

 私はそう決めると、王宮の方に足を向けた。

 門番の人に会釈をして、中に入ろうとしたとき。

「かなみ様、リア様が謁見の間でお待ちになられてますよ」

「えっ、ええーー!

 ・・・な、なんで・・・」

「なんでも魔法研究所からの連絡が入ったとかで・・・」

 門番の人は少し驚きながらそう言った。

 

 ・・・しまった・・・うかつだったわ。

 

 ・・・しょうがないな、「見つかりましたけど、連れ帰れませんでした」とでも報告して許してもらうしかないか。

「そう、ありがとう。・・・ごくろうさま」

 なんだ、ハラが決まるとけっこうどうってことないわね。

 

「リア様。・・・見当かなみ、ただいま戻りました」

 私は謁見の間で、リア様に帰還のあいさつをした。

「おかえり、かなみ。・・・で、ダーリンは?」

 リア様がきょときょとと辺りを見回す。

「その件ですが・・・」

 私が先ほど考えたように報告しようとしたときだった・・・。

 

「あ、ダーリン! さっすがかなみね」

 リア様が何かを見つけて嬉しそうにそう叫んだ。

 えっ、ダーリン? ・・・それって、ランスのことよね?

 私は恐る恐る後ろを振り返る。

 

「おー、かなみ! やっと見つけたぞ!」

 

 ・・・なんで、なんでランスがここに・・・・・・。

 

「ごめんなさい、かなみさん。・・・私、ランス様の命令には・・・」

 シィルちゃんがすまなそうに言った。

「どーしたの、ダーリン? かなみに何か用なの?」

 きょとんとした顔でリア様が聞いた。

 

 ・・・ランス! お願いだから変なことは言わないで!!

 

「おー、リア! 俺様とかなみは結婚したんだ」

 

 だああああぁぁぁーーーーーーー!!!!!

 

「しっ、してない! してません!! ・・・ちょっ、・・・ちょっとランスいいかげんなこと言わないでよっ!!!」

「・・・かぁー、なぁー、みぃー・・・。・・・どういうこと?」

 地獄の底から響いてきたかのような声。

 振り向きたくないけど・・・振り向くしかない。ああ、リア様・・・目がすわってる。

「り、リア様! 誤解です! こ、これには深いわけが・・・」

「そう! 深いわけがあるんだ」

「だあぁーー!! お願いだからランスは黙ってて!!!」

「うむ、愛するかなみがそう言うのなら黙っておこう」

 だあぁーー!! ・・・す、素直すぎる!!

 

 やばい! まずい! まずいわ!! まずすぎるわ!!!

 

「・・・・・・かなみ・・・」

 驚くほど静かにひびくリア様の声。

「あっ、はい!」

 

「死刑! ずぅうえぇーーったいに死刑!!」

 

 ・・・ガ、ガガアァァーーーン!!!

 

「りっ、リア様! ・・・それは」

「なによマリス! 私の命令が聞けないの!?」

 ギロリとリア様がマリス様を睨み付ける。

「・・・わかりました。皆のもの、見当かなみをとらえなさい!」

 じりじりと周りの兵士が包囲してくる。

 

 なんで! ・・・なんでこんなことに? ・・・神様、そんなに私がきらいですか? (そんなことはないぞ! ・・・愛ゆえ、愛ゆえなのだ!!)

 

「こんな・・・」

 じりじり・・・・・・。

「こんなことで殺されてたまるもんですか!」

 そう叫ぶと、私は懐からけむり玉を取り出して床にたたきつける。

 そのため、謁見の間一面にけむりが広がる。

「うわっ、なんだどーした」

 取り囲んでいた兵士達も、突然巻き起こったけむりに視界をうばわれて慌てふためいた。

 ・・・このスキに・・・。

 

「こほっこほっ! ・・・んっもうっ!!

 なにやってんのよ! 早く捕まえなさいよおっ!!」

 ・・・リア様・・・。

 

「えーーい! レイラ! 親衛隊をいくらつかってもいいから絶対に捕まえるのよ!!」

 ・・・・・・リアさまあぁー・・・。

 

「私のダーリンをうばうのはみーーんな死刑なんだからあぁーーー!!!」

 ・・・・・・・・・・・・。

 

 私はリア様の絶叫を聞きながらリーザス城から脱出した。

 

 ・・・これで私はおたずね者に・・・・・・しくしく。

 

 ・・・はあ。

 ・・・これから私どーなるの?

 

 それは次回のおたのしみ

 

 ちょおぉっとぉ! ここで切るわけ!?

 

 

 ・・・・・・・・・・・・というわけで、・・・つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 まずはごめんなさい。・・・前回以上に歯切れの悪い終りかたになってしまいました。話の都合上、前後編にしてしまいました。

 はてさて、かなみちゃんはどうなってしまうのでしょうか?

 

かなみ「・・・どうなってしまうのでしょうか・・・じゃないわよ!」

  ・・・おこっちゃいやーーん。

かなみ「怒るに決まってるでしょう! ・・・死刑だなんて・・・死刑死刑・・・うふふ、・・・うふふふふ・・・(渇いた笑い)

  ・・・もしもーし。

かなみ「・・・とにかくひどすぎるわよ!!」

ランス「なにをそんなに怒っているんだ?」

かなみ「ランス!!」

  思わず一歩ひくかなみ。

ランス「んっ、どーかしたか?」

  けげんそうに眉をひそめるランス。

かなみ「ホッ・・・。・・・ランスだってむかつくでしょうこの話」

ランス「・・・・・・いーーや、そんなことはないぞーー!!」

  がばあっ!!

かなみ「きゃああぁーーー!!」

ランス「かなみぃー、愛してるぞーー!!」

シィル「うるうる・・・。ランスさまぁ・・・」

  ・・・というわけで、次回もよろしくね。

 

 

 

 


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