上品なムースにネギまたはチャイブです。
イタリアでは皿の装飾も必ずあります。
これも日本ではあまり見ませんが、肉、魚をポテトで包むテクニックはイタリアではよくお目にかかります。
周囲にちりばめたニンジンとズッキーニのみじん切りがまたおしゃれです。
これほど美しく飾られた手長エビは初めて見ました。グリーンソースも上等です。
青いのはボラジネ(ボリジ)の花で食べられます。
ラビオリのグリーンはホウレンソウで付けたとのことだったと思います。
このおしゃれさは香港のグリーンの点心にも相通じます。
ボラジネを本格的に使った料理は初めてです。独特の洒落た風味です。
チーズの詰め物はそれほどおいしく感じませんでしたが、これは私の嗜好の問題です。詰め物が飛び出しているのがありますが、失敗作でしょうか?
子牛のソティの上にアスパラガスが乗っており、その上の黄色いのはチーズだったと思います。
チーズの中央には骨髄が取り出して乗せてあります。脂肪分が多くとろっとしていました。
付け合わせは、卵のタルト、ローズマリー風味のポテト、タマネギです。
イチゴ、ココアパウダーの飾りは手が込んでいます。
葉はミントでした。同行のおばさま方にはこんなに大きいミントはないといわれましたが間違えありません。食べてみましたから。