そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

湯通し「せいろ」
 
熱盛のこと。一度茹でて洗ったそばをもう一度熱い湯に通したり、盛りつけた蒸籠の上から熱湯を掛けるなどの方法がある。蓋つきの蒸籠に盛られた状態で出され、蓋をとると湯気が立ち上るのを熱いつゆに浸けて食べる。江戸時代の後期から明治にかけて流行った。現在では、全国的に見てもほとんど残っていないが、大阪や京都といった上方のそば屋でいまも「熱盛りそば」を品書きに入れているところが多い。たいていは「せいろ」と称していて普通盛りを「一斤(いっきん)」、大盛りだと「一斤半とかイチハン」などとなっている。
 
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