そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

四立て
 
手打ちそばの最も美味しい条件といわれている。通常は「三立て」といって「挽きたて、打ちたて、茹でたて」がよいというそば用語。さらに、「四立て」という場合は「穫りたて」を加えるという意味。但し、「三立て」や「四立て」という表現の出現は、煮たり茹でたりする調理能力が飛躍的に向上した背景があって、いつでも、どこでも、すぐに湯を沸騰させられるようになってからのものであろう。筆者などはなぜか、「穫りたて」には「蕎麦の自慢はお里が知れる」という昔からの諺を連想するとともに、ソバの短い収穫期を考えるとさほど意味合いを感じない。新そばの挽きたてを打って、ひと時置いたのちの茹でたて、すなわち「三立て」で十分である。
 
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