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本山宿
 
中山道32番目の宿場。松尾芭蕉十哲の一人でもあった森川許六が芭蕉門下の文章を集めて宝永3年(1706)に編纂した俳文集「本朝文選」、後に改題した「風俗文選」の中で、「蕎麦切といっぱ、もと信濃の国本山宿より出て、普く国々にもてはやされける」とした雲鈴という門人の説を紹介している。そば切りが信州の本山宿で誕生したというのである。ただ、これ以外に裏付けとなる記録などは見あたらず、単にその当時の伝聞を書きしるしただけのものとの評価に止まっている。*「森川許六」の項参照
 
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