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本朝食鑑 |
元禄10年(1697)刊行、江戸時代前半の本格的な食物学事典。中国・明の本草学者・李時珍著「本草綱目」を参考に食物を和名中心に分類説明した書。原文は漢文体で12巻10冊。産地、加工、料理、薬、民間行事など多方面にわたる。著者:人見必大は医業を相続し三百石で御番勤士も勤めた。「蕎麦切り」につき製粉・打ち方・茹で方(煮る)・つけ汁、薬味などを記述し、「そば湯」については初見である。後のそば関係書に大きな影響を与えている。 |
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