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うどん 蕎麦切り うどんが主 |
江戸時代の早い時期にはそば切りよりうどんが主であった。江戸の風俗見聞を記した「むかしむかし物語」のなかに寛文4年頃(1665)には、麺類を扱うほとんどの店の看板が「うどん 蕎麦切り」だったと書いている。また、貞享3年(1686)に江戸で出された夜売り禁止の御触書には、「饂飩蕎麦切其外何ニ不寄、火を持ちあるき商売仕候儀一切無用ニ可仕候」とある。いずれもうどんが主であったことがわかる。 |
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