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稲庭うどん
 
秋田県湯沢市稲庭町に始まったという稲庭うどんは、慶長年間(1596〜1615)に始まり、寛文5年(1661)に秋田藩御用となっている。昔ながらの手練りと手綯い(てない)の干しうどんの製法は現在でも引き継がれている。製法は素麺と同じだが引き延ばしに油を使っていないのがこの稲庭うどんと、宮城県白石市の九センチ程の短い「うーめん」で、いずれも素麺より少し太めである。北陸では富山・氷見の江戸中期に始まった「氷見糸うどん」は、素麺の技法からの手延べ天日干しである。
 
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