そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

一茶
 
  小林一茶の故郷は信濃国水内郡柏原村で雪深い里である。この一帯は、良質のソバが穫れることでも有名で、十五才で江戸の奉公に出るまでの一茶は、秋にはあたり一面に咲く白いソバ畑を見て育った。五十歳で再び故郷に戻り文政10年(1827)六十五才の生涯を終えている。その発句(俳句)はおよそ二万句とも言われ、その中に33句とも35句ともいわれる蕎麦を詠んだ句を残している。
 
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一茶忌
 
  俳人小林一茶の命日は文政10年(1827)陰暦11月19日で、昭和26年に125回忌が菩提寺の明専寺でとりおこなわれ、これを機に、一茶忌として法要とともに俳句大会が恒例行事として行われるようになった。その後、昭和50年代には昼時に地産の霧下そばの新そば振る舞いが行われるようになり、大勢が立ち食いで打ちたてのそばを味わうことでも有名になった
 
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