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回転ユニット加工例 |
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★回転ユニット加工例
・回転ユニットの種類
・回転ユニットの加工位置決め
・回転ユニット加工例(下記参照)
★ゴリラ頭部の3D加工について
MeshCAMは、回転しながらの加工ではないので、無駄なパスもあります。
しかし高機能で低価格です。
切削加工は、0度、90度、180度、270度とXYZ4面を加工していきます。
被削物は、両センター支持のため中心にサポートを追加する。
それが、被削物両側の赤い丸棒部分です。

加工ビデオは、YouTubeにて公開中。
荒削り GORILLA0011 http://www.youtube.com/watch?v=gF4mt5L56JI
仕上げ GORILLA0022 http://www.youtube.com/watch?v=wnyXjyj7bCc
次に、加工材料よりの刃物の逃げ量mmの指定。

両側サポートの指定。赤い丸棒部分。

次に、最大加工深さの指定。

次に、パス作成。
材料 ケミカルウッド
荒削り φ6ボールエンドミル
1回の切り込み 5mm
横送りピッチ 5mm
切削速度 800mm/min
下降速度 500mm/min
残し代 0.5mm
作業時間 48分36秒
仕上げ φ3ボールエンドミル
横送りピッチ 1mm
切削速度 800mm/min
下降速度 500mm/min
作業時間 28分25秒
加工寸法 64X41X65mm

加工後の画像


★人間の右手の3D加工について
MeshCAMは、回転しながらの加工ではないので、無駄なパスもあります。
しかし高機能で低価格です。
切削加工は、0度、90度、180度、270度とXYZ4面を加工していきます。
被削物は、両センター支持のため中心にサポートを追加する。
それが、被削物両側の赤い丸棒部分です。
ゴリラ頭部と違うのは、被削物の中心部分以下に切り込まなければ手の内側が表現できない。

このデータは、「POSER7」から手のみを利用しました。
手首部分はイビツのため円柱のサポートを3Dソフトで追加してありまます。
基本図形スケールは、小さいため拡大して下図の加工サイズにしました。

手首はサポートできますが、指先は中心から10mm偏心した位置にサポートを追加する。

指先は、中心から10mm偏心した位置にサポートを追加、最大加工深さと同じにしました。
これで手相部分も加工できます。
※DeskPlotoでは、回転しながらの加工で効率が良いのですが、体験版でパスを作成すれば、
下図の中心から10mm部分が残ってしまいます。(私の設定が悪いのかもしれません。)


加工パラメータの設定してパス作成。



加工条件は上記の「ゴリラ頭」と同じ
φ3ボールエンドミルで加工。荒加工→仕上げ加工




★回転ユニットRO−80で加工
材料 ケミカルウッド
エンドミル φ2ボールエンドミル
0度90度180度270度と4面を加工する。
MeshCAMでは、回転しながらの加工は出来ません。
それ故、無駄な重複する加工部分がありますが、低価格で4面の加工が出来ます。
又、4面以外の加工も可能です。
MeshCAMで読み込んで回転及び加工スケールに合わす。
加工の大きさ X Y Z は 33X28X25mm
センター部分は片側4mm残す。

X=5mmの余裕を作る。

加工域は、Middleにしてセンター部分は片側4mm残す数値を入力。

ツールパスのパラメータ設定をする。
荒削り
1回の切込み深さ3mm
切削の間隔 1.5mm
加工速度 V→=1000mm/min
加工速度 V↓=100mm/min これはもっと早くしてもOKです。
仕上げ加工
XYクロス加工で仕上げをする。
切削の間隔 0.3mm

荒削りのパス表示したとき

仕上げのパス表示したとき

この状態で4面を自動で加工するG-CODEを生成してくれます。
Mach3の画面では、A軸回転のオプションをチェックすれば、4面のパスが表示されます。
初期設定のままでは4面のパスが重なって表示されます。
又、カットビューアで切削の確認をしても4面のパスが重なって表示されます。
参考G-CODE kao_01.nc
加工時間は、1時間1分47秒です。





以上
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