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★回転ユニット位置決め
★作業手順★
・機械のY軸テーブル上面にX軸に平行に回転ユニットを取付。
・ダイヤルゲージでX軸に平行になるようにセットして固定金具で回転ユニットを固定する。
・回転ユニットの回転軸を原点にセットする。
X軸は加工スタートする位置を現物で設定。
Y軸は回転軸が原点。
Z軸も回転軸が原点にする。
・MeshCAM回転軸中心を原点とする。

・回転方向はMeshCAMでは、上図の方向が+になっています。

・MeshCAMでは、回転分割角度を任意設定可能です。
たとえば、0度90度180度270度と4面を加工する。
MeshCAMでは、回転しながらの加工は出来ません。
それ故、無駄な重複する加工部分がありますが、低価格で4面の加工が出来ます。
又、4面以外の加工も可能です。
・X,Y,Z軸の原点は、□20テストピースから位置決めする。

・途中で作業を中断、刃物の破損、または刃物の交換したときには、原点が変わるので
何処かに基準点を設定する方法について説明します。
これは回転ユニット以外での作業でも有効です。
・リミットスイッチの信号を利用して刃物の位置を求める。
φ6X50mmのピンを主軸コレットに取付。刃物でも良いのですが、誤動作のとき危険です。
基板 幅15X50Xt1.6mm 3枚用意する。
基板側に+信号をつなぐ。
主軸側(機械フレームでも良いが、アルマイト処理のため通電していない所もあるので注意。)には
−信号(GND)線をつなぐ。

基板にマジックで丸印を付けてあるのは、常に同じような場所で位置決めをするため。
・リミットスイッチの信号について

・モータ側検出板とテストピース側の距離を測定する。
XYZの信号ですが、どれか1つをつなぐだけでOKです。
X位置はX信号に固執する必要はありません。

・このようにして各XYZKの距離をあらかじめ知っていれば、モータ側から刃物をセットして、
回転加工物の位置決めが可能になります。

Y軸テーブルの任意位置にブロックを取り付けて、そのブロックを基準にすれば、
この位置決めは、回転ユニットだけではなく全ての加工の刃物の原点出しができます。
Mach3の設定画面で、XYZのどれか1つの信号をタッチプローブに設定すれば、
自動XYZを検出することができます。
(ただし、そのプログラムを作らねばなりませんが、、)
以上、参考にしてください。
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