第9回 話し合い (H16.8.11)

9-8 我々の使命。

【参加者】 サービス本部  フィールドサービス課長
                  奥野

文句を言ってるのは少数意見だ。
少数意見は放っておいて、クレームがつけば基板を変えてみたり、返金したり、そういう事を繰り返しているだけじゃないですか。
この先も同じ事を繰り替えすのですか?
我々は改善の努力をしていますし、我々はサービスの方からそういう声を上げる事を使命だと言われてますから。
そういう声を上げていって新しい機械の開発に役立てなければいかんと思っていますから。
おいおい、サービスの方から声を上げて新しい機械の開発に役立てた結果が、この湿度がどんどん上がる現象かい?
いったい、どういう声を上げたのよ?
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でもね、湿度を制御出来ない事はA型(00年)の時から知っているんでしょ。
最小能力の件も知っているんでしょ。
おそらく解決方法も解っていたのに、それでも変えようとしないでしょ!!
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最小能力を落とそうとしたら、開発費とか当然かかりますよね。 どこをいわゆる訴求ポイントとした新製品とするかです。
部分負荷特性で最低能力をどこまで下げるのが良いのか、はたまた他の所に技術開発の要素をくわえて訴求ポイントにするのが良いのかを、全ての所を網羅出来るのが一番良いのですが、コストの問題とか技術開発の過程の中で出来ない場合、このモデルはここまでしか出来ないけど、こういうことを訴求ポイントにしようと開発してるわけです

その中で、開発部隊は東芝さん、三洋さんの最小能力の件は認識してるとは思いますけど、ダイキンはそちらじゃなくて他の所に訴求ポイントを置いて開発したと思います。
それは、おかしいと思いますよ。(三洋のカタログを見て)どーんと載ってる呼吸するエアコン、これは訴求ポイントですよね。
高性能薄く美しく、これもダイキンUXの訴求ポイントですよね。省エネ対象14回受賞(東芝)。これもカタログの表紙に書いてるんですよね。
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しつこいようですが、「湿度コントロールは、もう、エアコンの仕事。」とカタログの前面にうたっているんだからこれが訴求ポイントでしょ。   そうですね。
それが出来ていないんでしょ。
恐らくこんな事では、ダイキンはこの先見込みはないですね。どうしようもない。
  ・・・。
価格.comに書いてる人達もB型(01年)・C型(02年)の時に、ダイキンに温度が設定値まで下がれば、湿度が無視されるって言ってるのに、改善されていないのはどういう事なんですか?   う〜ん。
現場から声を上げるのが使命じゃなかったんですか?

それでも改善していないという事は、上の人がそういう意見には目をつぶれ、文句を言う少数の客には個別対応、だからこのままこの仕様で製品を作り続けろと言ってるんでしょう。
でないと、A型(00年)からE型(04年)の5年間もこの欠陥を抱えて製品を作り続けないでしょ。
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という事は、このまま変わらないと言われても、反論出来ないでしょ。 ・・・。
で、画期的な技術が出来たら、ポーンと変えてしまったらいいと、そう思ってるんと違います?
開発部隊がどういう意図の元でしているのか解らないので、答える事が出来ません。
とりあえず、見込みがないと言う事で。 ・・・。
おい反論はないのか!
もう一度ホームページの話題を振って、公表されるかも知れないことについてどう考えているか聞いてみましょう。
(実際この時点では、ダイキン向けホームページ「ふざけるな!!ダイキン」は作っていませんでしたが)