第12回 話し合い (H16.11.17)
12-5 除湿冷房モードで湿度コントロールしない理由。
【参加者】 サービス本部 企画部 フィールド技術担当課長
小型RAグループの方
品質管理部 うるるとさららの開発責任者の方
お客様相談窓口 グループリーダー
奥野
なぜ、除湿冷房モードでは再熱除湿側に切り替える事が出来ないんですか? | → | 再熱除湿側に自動で切り替えると、ユーザーの認識以上に電気代が高くなるので、さらら除湿モードを選択した上で自動で切り替えるという方式を取りました。 |
という事は、カタログの消費電力の目安は、湿度がコントロール出来ない除湿冷房モードでの計測値なんですね。 やっぱり、除湿冷房モードで自動で再熱除湿に切り替らないのは、この辺が関係しているのではないの? 除湿冷房モードで再熱除湿側に自動で切り替える制御を入れてしまうと、電気代は2倍くらいになりますもの。 冷房でも湿度をコントロール出来ますよとアピールしたい。 しかし、除湿冷房モードで自動的に再熱除湿側に切り替えて湿度コントロールしてしまうと、カタログの消費電力は他社の1.5倍程度掛かってしまい、省エネを客にアピール出来ない。 だったら、湿度が高くなればさらら除湿モードに切り替えてくださいと言えばいいんだ! で、電気代が高いと言われても、再熱除湿は冷房に比べて消費電力が高くなりますと説明すればいいし・・・。 と思っているのでしょうね。 |
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それはフェアじゃないよ。 設定温度を28℃50%にして外気温度が28℃であれば、室内を28℃50%にするのに必ずかかる電気代でしょ。 報告書では、除湿冷房モードで28℃50%に設定していれば、湿度をコントロール出来ないんでしょ。 湿度コントロール出来ない場合の消費電力を書かれても、買う側にすれば、詐欺みたいな話です。 普通の人はカタログを読んで、そこまで理解できますか? カタログを見れば消費電力は一目瞭然ですね。 冷房時の目安は54Kw。 ここにおまかせモードや、さらら除湿モードを使って、本当に湿度コントロールする場合の消費電力の目安も入れるべきではないでしょうか? |
→ | ・・・。 |
「いつでもさらら」にすれば、湿度コントロールが出来ない除湿冷房モードより電気代が高くなる事はカタログを見ても解らないでしょ。 「除湿冷房モードに比べてさらら除湿モードでは消費電力を多く使用します」とF型(05年)のカタログに書くと言いますが、多くっていったいどれくらいですか? 条件により設定湿度にならない場合があるってどんな条件なんですか? |
→ | ・・・。 |
ヨドバシカメラなどに商品説明にいった場合、その辺の説明はしますか? | → | そこまでは致しません。 |
じゃあ、店に買いに行った時にその条件は誰に聞けば解るの? | ||
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説明をしなければ、こんな事をカタログに書いた所で、まやかしでしかないんです。 断熱性能が良いこの家でも、カタログの消費電力の目安の2倍以上を使ってしまうのに、木造住宅ではどうなるの? 知っとくナビで消費電力が見えるのに苦情きませんか? |
→ | 本社ではきていません。 来るとすればコンタクトセンターです。 帰って調べないと解りませんが。 |
実際54Kwで済みますか? モデルケースではなくて、普通の家で。 モデルケースは木造平屋で室温設定が27℃。 私の家は断熱性能も優れ、室温設定も28℃。 それなのに、カタログ値の2倍以上の消費電力がかかるんですよ。(嫌味な書き方ですみません) |
→ | 工業会で算出する式があります。 |
その式はナショナルや三菱など、他の会社も使う式でしょ? 業界全体で騙しているとしか思えませんよ。 |
→ | そういう事はありません。 |
そんな事はありません、じゃないでしょ。 実際、俺はそう思いましたもの。 なんだ!この電気代は!!カタログ値と全然違うじゃないかと。 たとえ、途中で電気代が高くつくさらら除湿モードを使っていたとしても、カタログに「さらら除湿モードの消費電力は、除湿冷房モードより高く」つくという説明はありませんでしたしね。 この消費電力は異常ですよ。 この問題をダイキンが、今後どうするのか知りませんけれど。 |
→ | ・・・。 |
だって、そうでしょ。 カタログを見てエアコンを買うわけでしょ。 このエアコンを4台つければ1ヶ月300Kwだから7000円くらいか、って計画を立てるでしょ。 それが実際付けてみれば14000円以上かかるんですよ。 納得できませんよ。 |
→ | ・・・。 |
製品の責任者2人もいても、無言ですか。 | . | . |
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なぜ、俺がここまで言わないと駄目なの? 経営理念でお客様サイドに立つと書いているけど、ぜんぜん立っていませんよ。 こんな事は、お前らで考えろ! そんなレベルの話でしょ。 |
→ | ・・・。 |
さて、今後どうするのでしょうかね? | ||
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うるる加湿もぜんぜん駄目でしょ。 50%にしてもまるっきり50%にまで上がりません。 450mlは6畳の部屋を50%に持っていけるだけの加湿量なんですか? |
→ | お部屋の気密性能によって、届く届かないが変わります。 |
木造の気密性が悪い家では、もっとひどいのではないですか?(重ね重ねすみません) | → | ・・・。 |
これからどうしていくという事は、わかりました。 | → | ・・・。 |
全く物足りないですが・・・。 |