第12回 話し合い (H16.11.17)

12-18 八方ふさがり。

【参加者】 サービス本部    企画部 フィールド技術担当課長
       小型RAグループの方
       品質管理部 うるるとさららの開発責任者の方
       お客様相談窓口   グループリーダー 
                               奥野

「いつでもさらら」が実現できたのは、E型(04年)からでしょ。

B・C・D型はダイキンが推奨する除湿冷房モードの28℃50%設定で使用していれば、こういう結果になるんですよ。

僕が解っている事を、作っている側のあなた達が解っていない訳ないでしょ?
工場で実験する場合はいろんな条件を想定するんですよね。
でしたら一般家庭の使用条件も想定して実験しますよね。
はい。
例えば室温が30℃になっていました。
そこでさらら除湿モードで−3℃に設定して寝ると室温を27℃まで下げる事が出来るんですよね。

しかし、さらら除湿モードの再熱除湿というのは、除湿冷房モードより室温を下げる力はもちろん弱いですよね。
そうです、はい。
弱いって事は温度はゆっくりゆっくり下がっていく訳ですよ。
でも反対に
湿度はどんどん取って行きますよね。

さらら除湿モードは湿気を取る除湿のモードなんだから。
そうです。
そうしたら温度が設定値に到達する前に、湿度が30%ぐらいまで下がっちゃうんですよ。 うん、そうです、はい。
解ってるんだったら、なぜもっと早く対処しないんですか!!
湿度
は下がれば下がるほどいいんですか?
夏場で風邪をひく原因にはならないんですか?

このエアコンで本当に健康を気遣えるんですか?
.
だったらあなたが言ってる事は八方ふさがりだ!

除湿冷房モードにすれば夜間は除湿出来ずに
湿度が上がっていく。
だからといって、さらら除湿モードにすれば
湿度がどんどん下がっていく事になるんですよ
ごめんなさい。
今の奥野さんが言われた例は、私の言ったのでは適用できないです。
例えばその部屋に居て室温が下がった状態でお休みになる時を想定して言いましたんで。
じゃあ、寝室に入る前に除湿冷房モードで室温を下げておいて、それからさらら除湿モードにして寝ろという事ですか?

カタログを見るとさらら除湿モードはジメジメの梅雨に使うモードって書いてある。
おまけに外気温度の想定は22℃、外気
湿度は90%だぞ。
どこに夏場の夜の外気
温度が低い場合に使えって書いてます?え?


さらら除湿モードは梅雨時の湿気を下げるモード、除湿冷房モードは夏場の
温度を下げつつ湿度を下げるモードではなかったですか?

それこそ、客を騙してるっていいませんか。ダイキンさん。
.
なぜ除湿冷房モードで湿度が下げれるはずなのに、夜間は除湿冷房モードからさらら除湿モードに切り替えて寝ないといけないんですか?

これが気に入って買っている客がなぜそこまでしないといけないの?
・・・。
除湿冷房モードで湿度を下げれるから、室温の設定を28℃にまで高めても快適なんでしょ。
室温を25℃まで下げればコントロール出来るけど、それでは意味がない。
省エネ、健康の両面で気に入って購入してるんですよ。

それが出来ないと解っていたなら、湿度がコントロール出来ないと解っていたなら、
こんなエアコンは買いません!!!
おまけに、おまかせモードといったら設定は適温・健湿でしょ。
適温というのは28℃の事でしょ?
健湿というのは50%の事でしょ。
そうです。
おまかせモードでは、そこまで湿度を下げる事が出来ないじゃないですか。
何がおまかせなの!!
う〜ん。
夜中に起こされる者の身になって、考えた事はありますか? 実際私もそういう場面がありますから、経験してますんで。
それは実験室の場合でしょ。
「おまかせモードはおまかせ自動運転。
温度湿度も最適にコントロール。
ボタン一つでエアコンが快適な運転を選択」
とカタログに書いているんですよ。
.
これを売り続けているダイキンは、詐欺としか言いようがありませんよ。 ・・・。
.
それはE型(04年)からの改善でしょ。

B型(01年)で
湿度を制御出来る機能を削除しておいて、B・C・D型とそのまま売り続けていたのだから。
そこでいろんな改善、例えばサーモOFFの時にファンを止めるであるだとか、湿度バックが起こって不快になるという部分についても、開発の方がいろんな情報を収集しながらやってきたんですけども。
. . カタログに書いてある内容が製品に対して、きちっとした事が、100%の事が書いているかと言われると少し仕様が変わったのに、継続して書いてしまっていると。
100%?僕から見れば100%どころか50%も本当の事が書いてないと思う。

大体、除湿冷房モードで今まで
湿度をコントロール出来ていた仕様から、湿度を制御出来ない仕様に変更しておいて、湿度の設定をそのまま残しておく事が少しの仕様変更と言える開発責任者のこの言葉に、問題の根本的な原因があると私は思います。
少し仕様が変わったどころじゃないでしょう。 まあ、あの、さらら除湿モードと除湿冷房モードという基本機能は一緒。それをどう使い分けるかという・・・
また言い訳だ。そんな事言い訳にしか聞こえん。

夏は除湿冷房モード、冬はうるる加湿モード、梅雨はさらら除湿モード。

こういう使い分けなら、納得しますけれども。