第11回 話し合い (H16.11.4)
11-7 経営理念と現実の格差。
【参加者】 サービス本部 企画部 フィールド技術担当課長
サービス本部 企画部 技術Gの方
総務部 部長の次の方
お客様相談窓口 グループリーダー
奥野
第10回話し合いで、品質管理部の技術の方に言った事も生かされていない。 最先端の技術とかグループ経営理念で書いていましたが、こんな事をして、こんな製品を売り続けていて顧客から信頼されるはずがないじゃないですか。 偉そうな事を書いていて、メーカーとして万全の責任を持てる高品質の商品が、実は発火するんですよ。 常に一歩進んだ利便性と快適性を提供する商品が、実は湿度を全く制御出来ないんだぞ。 湿度を制御出来ないエアコンでいいのなら、3万円台のエアコンで上等じゃないですか? |
→ | ・・・。 |
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「湿度コントロールは、もう、エアコンの仕事。」と書いてある商品を買ってるんだ。 Rシリーズは4台で100万円くらいするエアコンでしょ。 それを買って湿度が制御出来ませんでした。 しかしその事をダイキンは、A型(00年)を発売した時から判ってました。 A型で判っていたのに、C型(02年)で湿度コントロールは任せなさいと書いているのは、本末転倒ですよね。 何が、「世界最高水準の技術」ですか? 何が、「世界中の顧客から信頼される」ですか? ねえ。 何を信頼したらいいんですか? |
→ | ・・・。 |
「グループ内の情報の共有化」 これはされていたみたいですね。 されていたけれど、私にはなんの反応も無かったんですね。 |
→ | ・・・。 |
「徹底したお客様志向、ダイキンには誇るべき伝統や風土が」・・・ありませんよ。 どこがお客様志向なんですか? |
→ | ・・・。 |
ダイキンの会長さんが言っています。 「当社には最高の信用。」 どこに最高の信用があるんですか。 「善意のうちに発生し得る不祥事や、うっかりミスの完全防止を含めた万全の法令遵守の確立、安全の確保、お客様に満足いただける品質の確保。」 火災が起こるかもしれない可能性がある室外機を5年間も放置していては、安全も確保できていませんよ。 制御出来ると書いている湿度を制御出来なければ、品質も確保出来ていませんよね。 |
→ | ・・・。 |
半田ミスに気づいた時点では、善意のうちの不祥事、うっかりミスで済むかもしれないけれど、実際燃えているのに放置していたのだから、善意のうち・うっかりミスではなく、完全に確信犯でしょ。 | ||
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今の技術では湿度が制御出来ないのであれば、私も解りますよ。 でも、現に奥野家の特別仕様で湿度が制御出来る仕様を提示しているんでしょ。 |
→ | うん、そうですね。 |
それが今の世界最高水準の技術・最先端の技術ではないんですか? | → | ・・・。 |
いったい、いつになれば湿度が制御出来る最先端の技術を導入するのでしょうか? |