バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ツイッター小話【た行】
「タイプじゃないって言ったじゃない?」「ハァ?」「ほら、あのゴミ箱に隠れた時。お前なんか俺のタイプじゃねぇよって」シェリーに言われて思い当たった。そういえばそんなことも言ったかな。「じゃあどんな人がタイプなの?」お前な、その辺の男の機微をそろそろ――わかるわけねぇか。

//いつまでも男の機微を理解しないシェリーたんが可愛い。


ちっせぇ手だな、と内心思いながら細い指先に自分の武骨な指先を絡める。ただ絡めるだけでは物足りなくて親指で掌や指の付け根をなぞってみた。ジェイクは絡めた指先と触れた掌から俺の意思が伝わればいいなと思いながら隣を見て、真っ赤になって俯くシェリーに満足した。

//手つきがやらしいんだよ、ジェイク!意思というか意図だろ、それ!!みたいな触り方されてシェリーちゃんもちょっと大人になったので赤くなる、と。


「つっ…!」思わず出たうめき声にシェリーの手つきが乱暴になる。「我慢して」声にも棘が混じってジェイクは顔を顰める。「もっと優しく…」言いかけた言葉は怪我に貼ったテープを叩かれて遮られた。なんだよ、と怒りかけてジェイクは息を呑む。「もっと気を付けて」涙声の彼女には謝るしか術がない。

//怪我を心配するシェリーちゃんに乱暴に介抱されてちょっと腑に落ちないジェイク。でもシェリーの顔を見て――お前らもう結婚すればいいよ!過程なんてすっ飛ばしてさ!!


手を繋ぎたいと言ったら鼻で笑われた。抱き締めていいか?と聞いたら微笑まれた。キスしたいとお願いしたら一歩近づいてきた。抱きたいな、と死ぬ覚悟で言ったら更に一歩詰め寄られて――「So cute.」と囁く声が聞こえた。いや、俺は答えが欲しいんだけど、とレオンはエイダに顔を近づけた。

//エイダさんに手を繋ぎたいとか言ったらホントに鼻で笑われそうだよね(汗)意味深に微笑まれてその本心をレオンは必死で探るけど、その様子がエイダァさんにとっては堪らんという…(笑)結局好きなんだね、エイダさんという話。


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