バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ツイッター小話【さ行】
「攫いてェな」「え?」「このままどっかに攫って行きてェな」「な、なに、急に!」「別に。また忙しくなるんだろ。俺も当分こっち来れないしな」「…寂しいってこと?」「ち、ちが!そんなんじゃなくて、まだ足りないってことだろ!」「何が?」「――お前が」「…素直にうんて言えばいいのに」

//「お前が足りない」は言えて「寂しい」は言えないお年頃。シチュ的には空港でお別れする時かな〜


嫉妬という感情は自分には無縁だと思っていた。事実、今までそんな感情を抱いたことなどない。エイダにとって感情など不要なもので、喜怒哀楽なんて邪魔なだけ。それが表に出るとすれば全て計算の上だ。でも――レオンが結婚するかもと聞いてこんなに胸がざわつく。理由は考えたくもない。

//エイダァさんは絶対顔には出さないけど、色々考えてるよねって話。


好きだ、と言えるのに愛してる、は言えない。照れくさいのもあるが同じ言葉をクリスが返してくれるかどうか不安だから、と気づいた。俺の気持ちを疑うのか、と逆の立場なら言うだろうが、残念ながらきっと想いの天秤はこちらの方が重い。だから今はまだ「好きだ」としか言えない。

//自分の方が絶対好きだよなと思っているピアーズ君。


蝉の鳴く声が聞こえて、ああもう夏なんだな、と思った。俺を救ってくれたアイツの前から姿を消して2ヶ月。いつかまた、という言葉は結局言えないままだった。そんな日が来ればいいと思う反面、来たらきっと胸が騒ぐ。放したくない、なんて馬鹿な気持ちが湧き上がって来るのが目に見えているから今はまだ。

//6のED後の設定です。離れがたかったのを振り切って敢えて飛行機とは反対方向にハンドルを切ったジェイク!サングラスが親父そっくりで笑えたぜ!


「So cute.」たまにエイダの気まぐれでこんな風に二人で過ごせるようになった。毛布の下で触れ合う素肌が気持ちよく、まどろみながらエイダに腕枕をしていると、彼女は最近よくそう言う。「何だ?」聞き返しても答えが返ってくることはないが、その代りの微笑みがso cuteで満足した。

//So cuteはエイダァさんのレオンに対する代名詞じゃないか?曖昧な大人の関係のレオエイも萌える。女ってのは大抵わかり切ってることも言葉にしたがるのにエイダは逆だな。むしろ俺の方が不安で彼女の言葉を待ち望んでいるのかもしれない、とかレオンが思えばいい!!(爆)


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