バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ジェイシェリ考察<Chapter5>
【海底基地】
ジェイクとシェリーは背中合わせで両手両足を拘束された状態で目が覚めた。

「ごめんなさい。私がシモンズを信用したばっかりに…全部私の責任よ」と言うシェリーにジェイクは――

「You were just following orders, right? I thought you were doing the right thing. Find the vaccine, save the world and all that.」
(お前は指示に従っただけだろ?正しいことしかしていない。ワクチンを見つけて、世界を救う。それだけだろ?)

励ましてます、ジェイクさん(笑)

何だかジェイクばっかり好きになってる気がするけど、シェリーはどうなんだろ?
恋愛経験乏しい上に今はエージェントとしての使命感に燃えてるから、そんな考えは微塵もないかもしれない。もしくは必死に追い払ってるとか――いや、それどころじゃなくてジェイクの気持ちにも、自分の気持ちにも気づいてもいない可能性の方が高いな〜

ジェイクさん、ご愁傷様(泣)

この後、クリス組との交差があって、エレベーター(みたいなもの)に乗って移動するんだけど、コレって乗る組によってセリフが違うんです。それがちょっと面白かったw

まず順当にジェイク&シェリー、クリス&ピアーズだとシェリーがジェイクにお説教――お小言を言ってる感じで(これが全部終わったら、クリスともっと話し合うべきよ、みたいな)、クリスもピアーズ君に「隊長は無茶ばっかりやって!(その前のクリスとジェイクの因縁の決着の時のことね)」って怒られてる感じかな。

次にクリス&シェリー、ピアーズ&ジェイクは、シェリーがどうやって自分たちを見つけたのかとか、レオンは大丈夫かとか、まぁ、報告事項みたいな感じで、ピアーズ君たちはちょっと喧嘩みたくなってた(笑)隊長殺さなくてよかったな、もし殺してたらお前も死んでたぞ、とピアーズ君。それに対して悪態つくジェイク、みたいな感じ。

最後にクリス&ジェイク、シェリー&ピアーズの場合は、クリスにジェイクが「お前との因縁はまだ終わっちゃいねぇんだからな!聞きたいことは山ほどある」とか噛みついて、「いつでも聞いてくれて構わない。そのためにはここを無事に出ないとな」と冷静に受け止めるクリス――シェリーとピアーズ君は一見平和そうに会話してるけど、「君も相棒があんなんで大変だな。こっちも隊長はあんなんだから苦労するよ」みたいな感じでピアーズ君が愚痴ったら、シェリーに「完璧な相棒なんていないわ。でも私はジェイクを信頼してるから。まずはここから脱出することに集中しなきゃ!」と一喝されました。

ここ、拾っとく?

シェリー言いましたよ。

ピアーズ君:「Your friend's a little unpredictable, isn't he? Must make it hard to rely on him. Not that the Captain's been a walk in the park lately.」
シェリー:「No one's perfect, but I trust him.」

I trust him(私は彼を信頼してる)――どういう種類の信頼なのかなァ〜〜(しつこい?)

そして、ハオス(繭から孵った白いウネウネの巨大なやつ)登場。
クリスたちを置いてジェイクとシェリーは行きますが、シェリーは2人じゃあれを倒せないわ!と援護することを要求。でもジェイクは、

「That's their choice! It's a sacrifice they're willing to make and we can't stop them.」
(奴らが選んだことだ!てめぇの信念かけてやってること邪魔するなんてだせぇ真似ができるか)

と突っぱねますが、シェリーも食い下がります。でもジェイクに言われて我に返ります。

「I'm not my father. And I'm gonna make damn sure that it stays that way. We're getting outta here...and you're gonna save the world.」
(俺は親父とは違う。それを証明するために何としてもここから脱出して、お前が世界を救うんだ)

自分の仕事は何なのか。自分の立ち位置はどこなのか。優先すべき事項を間違えてないか。
ジェイクの言う通りだ――シェリーは自分の仕事をするべく、その場から立ち去ります。


【捕縛者ウスタナクとのタイマン】

ここのジェイクが鼻血モノにカッコイイんですが^^;
最後はジェイクが素手でヤツとタイマンするんです。未だかつて素手でラスボスと戦ったキャラいました??
肩を回しながら「This is more like it. Let's settle this mano a mano!(こっちの方がいいぜ、タイマンで決着つけるか!?)」と言う場面なんか気絶する、ワタシ。
シェリーとの絡みではなく私見でした^^;


【そして、脱出】
何か高速で動く乗り物に乗って脱出!させてくれるワケもなく、またも捕縛者ウスタナクがやって来ます。Clubだからな、仕方ないな。

最後は銃を取って狙いをつけるシェリーの手をジェイクが握って――「This shit ends now!(ケリをつけようぜ)」

全てが終わって、ホッとしているシェリーを優しく見つめるジェイク。その目が本当に優しくて、庇うように手を肩に置いてるし、エンディングだし、来る?来る?来る!!??(何がだよ)

「You saved me... You know that, don't you? ...Thank you.(お前は俺を救ってくれた。ありがとな)」

何か、この言葉って色んな意味がこもってるよな〜としみじみ思いました。

思い返せばChapter1では金に汚いひねくれ者のジェイクが日々の生活に何の目的もなく過ごしていた。そこに現れた合衆国エージェントのシェリー。
真っ直ぐでひたむきなシェリーに感化され、父親のことも知って、自分という人間がいかに傲慢で小さな器だったかを思い知らされ、これからは変われるかもしれない、そう思わせてくれたのは――この何にでも一生懸命なシェリーだった。だからこそ出た言葉だよなァ――You know that, don't you?って。お前は俺を救ってくれた。この意味、わかるだろ?ってね!で、ありがとな、と。

ホント、ただただ感謝、しかないのかもな。今は?

そんなジェイクに何も言わない代わりに手を重ねるシェリー。
その辺どうなんですか、シェリーさん?

※Chapter5の直後からの妄想を『逃亡劇の果てに』で書いてみました※

【そして、別れ】
エンディングでは飛行機に乗ったシェリーがパソコンに向かって報告書を書いてるところから始まります。

逃亡劇が終わり、血清を渡せばもう2人は一緒にいる理由がない。
RE.NETのあらすじには『ジェイクはシェリーにC-ウィルスのワクチンとなる血液を渡し、姿を消す』と書いてあったので、飛行機のシーンで銀色のケースを見つめていたのは、ジェイクに渡されたものだからかな。

また会うことはあるのかな…そんな風に思うシェリーの元に1通のメール。

「50ドルにまけといてやった」

当初5000万ドルと言っていた血液を渡す対価のこと。大事なのはお金じゃない――そう気づいたジェイクからのシェリーへの報告だった。

思わず笑みがこぼれるシェリー。

シェリーの乗った飛行機を見送るジェイクは、やがてバイクを回転させ、来た道を戻って行った――



えーーーーこれで終わりなのぉぉぉ??
という気もしますが、、、次は考察のまとめ。

※このエンディングまでの妄想を『5000万ドルの価値』で書いてみました※

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