バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ジェイシェリ考察<Chapter4-2>
【河口のボート】
レオンたちと別れてシモンズとの合流場所に向かうシェリーに元気がないのを気にしたジェイク。前までだったらそんなこと気にもしなかったのに、今はシェリーの一挙一動が気になるのね(微笑)

「You warried about simmons, right?(シモンズのことか?)」

頷くシェリーに「You're gonna be fine, OK?(びびんな、会えばわかる)」と励ますジェイク。。。このOK?と語りかける顔がめちゃくちゃ優しいんですけど!鼻血出そう…

この後、頷くシェリーの腕に軽くタッチしてボートに乗り込もうと…(スキンシップなんて今まで皆無だったのに!必要な時以外にジェイクがシェリーに触れることなんてなかったのに!!)今度はチェーンソーヤロー(ウビストヴォ)が再び登場して(もうClubに入ってるから?:笑)、今度はシェリーの手を取ってボートに乗り込む。―――手を取って?

手を繋いで!!

何か触り過ぎだよね、ジェイク。

エイダ(ホンモノ)との交差を経て、ウビストヴォを倒し(ここでも最後にボートと陸地に寸断され、シェリーとウビストヴォが取り残された時のジェイクの心情を思うとまたまた迸るものがあるけど、紙面にも限界があるので割愛します)、シモンズとの合流場所に急ぐ二人。

扉の前でシェリーはジェイクに言います。

「If Leon was right about simmons, I want you to run. No matter what happenes...」
(もしレオンの言ったことが正しかったら――私を置いて逃げてほしいの)

何て答えていいか悩むジェイク(答えは決まってんだけどな!!)にシェリーは重ねて「Promise me.」と潤んだ瞳で見つめながら言います。
仕方なく「Fine.(わかった)」と答えたジェイクに満足げに頷くシェリー。。。健気よのぅ…

シモンズの命令でジェイクを保護して、イドニア共和国からいくつもの危機を乗り越えて来たのに、その信頼すべき上司がバイオテロの首謀者だったら…シェリーは半分それが本当だと分かってた。誰よりも信頼しているレオンが言ったことだから。。。でも、もしそうなら、ジェイクをシモンズに渡すわけにはいかない。

だから、逃げて―――私を置いてでも。

この辺、シェリーの心情はジェイクへの思慕よりもエージェントとしての矜持の方が勝ってる気がする。
バイオテロを起こした奴にジェイクを渡すわけにはいかない、というより、ジェイクを更なるバイオテロに利用させるわけにはいかない―――エージェントとして、それは阻止する、という感じかな。

そして、扉を開ければ―――


【hero】

レオンとシモンズが対峙していて、それに割って入るシェリー。
テロとの関係を問うシェリーにシモンズはあっさりそれを認め、レオンたちの殺害を指示する。

銃弾が降る中、レオンを庇おうとするシェリーをジェイクはやっぱり守る!
彼女を抱きかかえて物陰に飛び込み、それを見たレオンがシェリーに「You need be more careful.(無茶しやがって)」と苦言を呈するのを遮って、ジェイクが「So,what's the plan,hero?(こっから先、英雄さんならどうする?)」と聞きます。

ホントにヒーローって呼びかけてるよ!シェリーのヒーローだもんな!でもそこに皮肉が混じってると思うのは私の脳内変換か!?

レオンも気にせず「シェリーを守れ」と頼んで(レオン編の捕縛者ウスタナクを倒した後、シェリーたちと分断された時にヘレナが「彼女たち、大丈夫かしら?」と呟いたのに対し、レオンが「Let's just hope that jake kid is as good as he thinks he is.(おかしなナイトに期待するとしよう)」って言ってたので、シェリーを託せるとレオンお父さんはジェイクを認定したのですね!)、横の扉まで走ります。

またまた見せ場はここからですよ、カプコンさんはわたしを悶え死にさせる気だね!?


【I lied.】
このセリフ、本当にカッコいいです。

扉を開けたら大量のジュアヴォがいて、シェリーが「Go! Run!(逃げて)」とジェイクに言います。でもジェイクは――

「Not a chance.(やなこった)」
「You promised!(約束したじゃない)」

「I lied.」

ここですよ、ここ!!字幕では「忘れた」になってますけど、「嘘ついた」ですよ!!やっぱり答えは決まってたんだな!!

最初から置いて逃げる気なんかない。当たり前ですよ、好きなんだもん!?
大量のジュアヴォに行く手を阻まれ、あえなく捕まったシェリーが叫ぶ。

「ジェイク!!」

捕まったシェリーを助けるべく必死にジュアヴォを倒すジェイク。でも数が多すぎて、ジェイクも捕まってしまう。

「シェリー!!」

必死にシェリーの名前を呼んで、シェリーに手を伸ばすジェイク―――


また興奮した。閑話休題――

Chapter2で捕縛者ウスタナクに捕まった時と比べたら雲泥の差ですよね、ジェイクの必死さが。Chapter4に入って急速にジェイクはシェリーに対して優しくなったし、大事に思う気持ちを出し惜しみしなくなったなー。

出会ってすぐの頃はきっとシェリーに何かあっても金もらい損ねたぜ、くらいにしか思わなかっただろうに、今はシェリーに何かあったらジェイクは痛い。自分に何かあるよりもきっと痛い。だから必死に助けようとするし、自分を想って「逃げて」と言ったシェリー本人にも嘘をつく。それくらいもう好きなんですよね。

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