バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ジェイシェリ考察<Chapter2>
【スーパーガール】

捕縛者ウスタナクの妨害によってヘリを撃墜され、パラシュートで雪山に不時着した2人。
RE.NET(RESIDENT EVIL.NET)のあらすじにはパラシュートで降下の際に、シェリーが飛んで来た機体の破片からジェイクを守って――と書いてありましたが、コレ、ジェイク気づいてないと思います。

ジェイクが目を覚ますと、まず手についた血糊に意識を覚醒させられます。自分?と思ったら、上にシェリーが乗ってて、慌ててシェリーを横に落として(!まさしく落として!もっと優しくしてあげて!!)見ると―――

機体の破片が背中に刺さったシェリーを信じられない思いで見つめ、「What do I do?(どうすりゃいい?)」―――途方に暮れてはいるけど、まだそれほど衝撃ではない感じですよね、まだ(あくまで"まだ"、ですよ!)。「抜いて」と言うシェリーに「Don't say I didn't warn you.(どうなっても知らねぇぞ)」<やめとけって言ったからな、俺は>ですもんね。

そして、ここからですよ。

傷口がみるみる塞がるシェリーを見て、驚愕するジェイク。

「What a hell... You wanna tell me what the hell just happened?(どうなってる?何ともないのか?)」<何が起こってるのか教えろ>と言ってるのに対し、「Long story.(ええ)」<長い話になるわ>とシェリーが答えてます。 「あんたを研究した方がよほど世界のためになるぜ」とジェイク、「研究はされたわ、嫌というほど」と答えたシェリーを見て、複雑な事情があるんだな、と察したジェイク。

それでも、失ったデータを「世界を救うワクチンを作るためのデータ」ではなく「俺が5000万ドルを得るためのデータ」と言い直すところが、まだまだだなぁ(何が?)!

それでも、「わかったよ、探しに行くぞ、スーパーガール」とシェリーのことを"スーパーガール"と命名。
ちょっとだけ、5%くらい?(少なっ!)親近感が湧いた?名無しのごんべいからあだ名ですもんね。

まぁ、「この吹雪の中で探し物か・・・カネの分、しっかり働かせるんだな…」と悪態ついてるから、彼の中ではまだまだ金のためにシェリーと行動してる、という思考なんだろうな。いや、そういう風に思おうとしてる、みたいな感じですかね?(山小屋での意識しまくりの様子を見ると♪)


【山小屋】

ジェイクの気持ちが裏返った(目的が金じゃなく世界を救う、に変わった)キッカケ、というのが、この山小屋だと思います。

最初、えらく意識し合った二人で(正直何でここまで意識してんだろ?と思いましたが^^;)、ジェイクがチラッとシェリー見たら、シェリーもジェイクを見て、すぐに視線を逸らす。沈黙に耐え切れずにジェイクが窓際に歩み寄れば、シェリーは外に出て行こうとしてドアを開けたら―――吹雪が!
よろめいたシェリーを腰を抱いて支えたジェイクがドアを閉めた後、シェリーとしばし見つめ合う―――すぐにパッと離れますが…その離れ方がまた痒い。

んでもって、座って腕をさすってる彼女の隣にジェイクは腰を下ろして、先ほどの話の続きを始めます。

「So,You always been like that? The whole "healing thing."(生まれつきか?その体…)」
ラクーン事件での顛末(ウィルスが自分の身体にも入ったこと、父親が変異して死んだこと、)を聞いて、「Sorry, I didn't mean to...(やなこと聞いたな)」ジェイクは謝ります。ちょっと素直ですね。
おかげで得たものがある、と答えたシェリーに「Yeah, You got a super powers.(健康か?)」<(さっきのスーパーガールにかけて)スーパーパワーだよな>って―――ンなワケないでしょ!

「私を救い出してくれた2人、クレアとレオン…彼らはかけがえのない友達よ」
「2人はラクーン事件の時、私を助けるために命をかけてくれたわ」
「彼らを見てて思ったの。どんなに悪い状況でも決して諦めてはいけないんだって…」

この辺じゃないですか??

ジェイクがちょっとシェリーを"ちょっといい金になる仕事を持って来たお嬢ちゃん"から"シェリー・バーキン"という女性として認識し始めたのは…!

この後の押し倒しも寸止めですな〜〜<カプコンさんよ
「Speaking of odds(悪い状況だ)」
このセリフ、前のシェリーの言葉と繋がってて、
「I guess I'm still just tryin to live up to their example never giving up no matter the odds.」(彼らを見てて思ったの。どんなに悪い状況でも決して諦めてはいけないんだって…)
no matter the oddsで、どんなに勝算がなくても(=どんなに悪い状況でも)、に対して、銃声がバババ…と響いて、
ジェイク:Speaking of odds...Loos like we got some party crashers.But this cabin's invitation only.(悪い状況だ…ホントはさみぃくせに。籠城戦だ)
<勝算(悪い状況)と言えば…招かれざる客が来たみたいだぜ。ここは招待状を持ってる客しか入れねぇのによ> ということなのです。

やっぱり最後は軽口なんですね。


【ゴミ箱の中で…】

捕縛者ウスタナクに見つかって、隠れる時にゴミ箱に2人で入るシーンがあって、そのやりとりが――

「Keep your hands to yourself.」(ちょっと、どこ触ってんのよ)
「Hey, you're the one rubbing up on me. Besides, what makes you think you're my type?」(お前がくっついて来てんだろ。つーか、お前、自分が触られるタイプだとでも思ってんのか?(俺のタイプだと思うのか?))
「I would shoot you if I didn't need you alive.」(…保護する任務がなきゃ一発打ち込んでたわよ)

最後の「保護する…」というセリフは字幕だと「そこまで言うことないじゃない」となってるのでそういうイメージないけど、シェリーって案外言い返すタイプなのかなぁ、という気がします。
ウスタナクと初めて対面して逃げる時、ジェイクがボンベを打って爆発させて、「Thanks for warning.(危ないじゃない)」と文句言ってたのを見てもそう思う。性格いいけど黙ってやられるタイプじゃないのかな?


【捕縛される】

捕縛者ウスタナクに倒されたシェリーを見ても、まだ名前呼ばんか!!
「Come on,super girl.(どうしたんだよ、スーパーガール)」だもんね。

ちなみにココでエイダ(ニセモノ)がウェスカーの息子だということを本人にカミングアウト。ジェイクが自分のルーツを知る、とな。

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