本年度活動方針


2024年度の活動方針
1)活動の重点
1. 行政施策の充実と改善に向けた取り組み
・国、県、市町の公的責任を明らかにしながら、国が示す「放課後児童クラブ運営指針」や全国学童保育連絡協議会のテキストなどを活用し、懇談や折衝、署名活動などの取り組みや働きかけを通じて、学童保育の整備拡充、質の向上を目指します。

・県においては『一般社団法人しが学童保育支援センター』と協力し、学童保育の質の向上を進めます。また、全県的な底上げと支援へ県が指導的役割を果たすよう働きかけていきます。


2.組織強化と拡大の取り組み、組織再編、他団体との連携
・各地域連絡協議会や保護者会と連携し、組織強化に取り組みます。
・未加盟学童保育に対して日常的に県連協の活動を伝え交流と協力を図ります。また、情報提供を中心にした「しが学童保育情報(仮称)」を定期発行し、未加盟学童保育や市町、関係団体などのニュース会員を組織し、交流と連携を強めます。
・学童保育や保育をよくする署名活動に協力します。
・組織をスリム化することによって方針決定と具体化が促進されるようにするとともに、学習と交流など、保護者も支援員も参加しやすい工夫を強めていきます。

3. 研修の充実、資質の向上に向けた取り組み
・県内指導員全体の資質向上に努めます。
・放課後児童支援員の認定資格研修、資質向上研修について県とともにすすめます。市町に対して資質向上研修の実施を求めていきます。
・第59回全国学童保育研究集会の開催にあたり参加・協力をしていきます。
・第49回全国学童保育指導員学校の開催にあたり参加・協力をしていきます。

4.『日本の学童ほいく』の普及・拡大の取り組み
・県内各地域で『日本の学童ほいく』が購読されることを目指して、具体的な計画を立て、普及拡大に努めます。
・定期的に普及拡大会議・モニター会議を開き、その内容の充実に努めます。

5.滋賀県学童保育研究集会を充実させる取り組み
・保護者、指導員、学童保育関係者に広く参加を呼びかけ、学童保育の充実に向けた情報交換と学習に努めます。とりわけ保護者の交流・学習を重視して取り組みます。

6.保護者会の役割を再確認していく取り組み

・保護者会運営が減り運営が多様化し、コロナ禍を経たもとで、あらためて保護者会の意義と役割を確認しつつ、保護者が参加しやすい活動、保護者の学びと交流を重視した取り組みを進めます。