introduction

　　「クラブ活動が出来る元気な進学校」を目標に、選手達は毎日遅くまで美しいコートで日々練習に励んでいます。

　河南高校テニス部では１つの目標に向かい、全員で努力する過程を最も大切にしています。テニスは個人競技というイメージのいスポーツですが、技術を向上させ、試合に勝つことのみを追求するならば、本校での部活動としてのテニス部は成立しません。
　選手達のクラブの入部理由は千差万別であり、『高度なテニス技術を修得して上位の大会や全国大会で好成績をあげたい。』というものから、『単にスポーツを楽しみたいだけ。』というものまであります。そんななかで努力する過程やチームワークを考えるとき、共通の目的（方針）を持つという必要性が生じてきます。河南高校テニス部では現在３つの目的（方針）の基に活動しています。

　　　①テニスを楽しみ、クラブを楽しむこと。そのために「感謝の気持ちを忘れないこと。」
　　　②全員が基本的に同じ練習をすること。
　　　③３年間、卒業まで続けること。

　日々の練習で最も重点を置いていること。
　　　この１球に集中する
　　　　①プレーする者は自分の打つべきボールのみに集中する。
　　　　②プレー待ちの者はプレーする者がどうすればボールのみに集中できるか
　　　　　ということに集中する。

　最後にクラブの最終目標は、秋季大会団体戦で近畿大会に出場することです。一人の力では出来ません。クラブ員全員の意識が結集してなせる結果です。大阪高体連テニス部の私学の強豪がひしめく中で「技術」「精神力」と「運」によりわずかなチャンスをものにするという大変な目標ではありますが、部員と顧問が一丸となって努力する所存です。そして、そこにこそ、一般のテニスサークルやテニスクラブでは味わうことの出来ない河南高校テニス部の魅力があると信じています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013/04/02　テニス部顧問　小島芳弘