クリスマスイブの朝だったと思うが、郵便を出しに近くのポストへ歩いた。この近くではもっとも目立つ大邸宅の前を通りかかると、トラックから大きなモミの木(?)をクレーンで吊り下げている。どうやら、この館の主がよりによってこの日、自家の広大な庭に植樹するつもりらしい。単なる植樹か、はたまた子供へのクリスマスツリーのプレゼントか、その真意は量りかねるがお金持ちのやることはすごいなと思った。一体どんな人なのか、顔を見たことはない。
いつだったかアフリカの何処かの種族には数の観念として、一つと沢山という二種類しかないという話をどこかで聞いたことがある。これはまあ極端ではあるにせよ、数というのはある桁を超えると現実感に乏しい。そういえば美川憲一が有馬記念で三連複という馬券で当たって約300万円をゲットしたという記事が、ヤフーのニュースに載っていた。彼曰く「紅白の衣装の靴代にしかならないわよ」。ふーん。
話はあちこち飛ぶが、昨夜ちょっとした事件があった。まあ一生のうちに、もうあるかないかというそんな話である。また夢子さんがらみである。この間は郵便局だったが、今度は銀行である。昼間窓口で出金したとき1万円多く受け取られませんでしたかとのことだったらしい。そんなはずありませんと答えたらしいが、受け取ったときに息子用にそのまま入れた封筒を開けてみると、一葉さんがお二人いらっしゃった。何というラッキー、ではない。電話するも時間外ということで繋がらない。銀行とは本当に手前勝手というか。ここでもネットは便利、その銀行のHPを見ると、何とか繋がった。結局その支店から受け取りに来られた。やっぱりあのS友銀行だった。
そういえば映画にいけなかったので購入した年末ジャンボ宝くじが、夷さんのお札の近くにおいてあるらしいが、これも当たったためしがない。大晦日までの夢に終…かどうかはまだ書かないでおこう。いずれにしても元気であれば、何億ものお金は要らない、こう書ききる勇気。ああ、書いててむなしくなってきた。しかし忙しいときにこんなくだらぬ話を書く、これが今のところ私にとっての最大の贅沢。
まあそれでいいか。