足の指の間が痒くなる心意気

2002年10月12日(土) 「フセイン閣下とブッシュ閣下」〜今日から土曜はマジメ系

 アメリカのブッシュ大統領閣下が、イラクのフセイン永世大統領閣下にまたまたケンカを売っている。とは言っても、このケンカ、どっちが先に売り始めたのかは既に判然としない藪の中であるが。

 アメリカという国の閣下たちは、おしなべて自国の通貨価値や株価や自身の支持率が低迷し始めるとケンカを売りたくなる、という独特の困った習性を持っているようだ。華麗なるブッシュ一族の方々には、特にその傾向が強いように感じる。

 それにしてもフセイン閣下のイラクはじめ、ハタミ閣下のイランも、偉大なる将軍様の「北の国」も、なぜ「悪の枢軸」とまで言われ、ブッシュ閣下にここまで敵対視されるのか?

 各種報道で先刻ご承知だとは思うが、要するにこれら3国はバリバリの「反米ゴロツキ国家」なのだ。さらにこの3国は、「独裁的な政治体制」と、「強固なイデオロギー(宗教や思想などの民族的国家的価値観)」、そして「『生物』『化学』『核』の大量殺人兵器をいつでも作れそうな力」の3つを有し、その3つを挙げてテロリストを支援している、というのだ。ブッシュ閣下には、まさに目の上のたんこぶであろう。

 ブッシュ閣下の目には、まるで酔っぱらいかヤク中のジャンキー野郎が、今まさに刃物を手にとって、周囲の人々を無差別メッタ刺しの凶行に及ぼうとしているかのように映るのだろう。だからこそブッシュ閣下は、彼らが本当に恐ろしい兵器を手にする前に、戦争を起こしてぶっ潰しておきたいのだ。「ナントカに刃物」を持たせる前にシバキまわしといたれ、と。それで多少なりとも株価とドルと支持率とが上がるのだから、さぞ戦争はやめられないのだろう。

 皮肉なのは、そう思ってほくそ笑んでるブッシュ閣下のお膝元の国やそのお仲間の国にこそ、酔っぱらいのヤク中の基地外のジャンキー野郎どもが、日々うようよしてることなのだが。

 自分の内すら治められない者が、果たして外を治めることが出来るモノなのか?我が国の純ちゃんにもよく考えて欲しいモノである。

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