足の指の間が痒くなる心意気
2002年10月1日(火) 「ふりかえれば」 |
ふりかえれば来る日も来る日もしこしこと書きためたテキスト。書き始めの頃はフォントいじりを使いまくっていたり、ネタ的にもイマイチだったり、と今見ると相当に恥ずかしい。もちろん消去したいモノもないワケじゃないが、それらへも一様に愛着はある。 この隔靴掻痒を始めるきっかけになったのは取りも直さず「狂牛病」だった。テレビやニュース等での報道を見るにつけ、ともすれば過敏になりすぎるその反応を常々傍痛く感じており、なんとか狂牛病を笑い飛ばしたくって書き始めた「狂牛病撲滅日記」。コレも今見ると恥ずかしい限りだが、よくこんなアホなことしたモンだ、と我ながらあきれる。 「狂牛病…」だけでは少しもの足りないと感じていたので、開設にあわせていわゆる日記と、それに連載形式で「バツイチ道」を書き始める。この「バツイチ道」フィクション的味付けで真実を語る、と言えば聞こえは良いが書いちゃ休み書いちゃ休みで結局先日終わったばかり。まあどうにか再婚と「バツイチ」をだぶらせることなく事なきを得たのだが。また当初はこのほかに「恋愛絵巻」などにもリキをいれており、華々しく「恋愛系テキストサイト」としてデビューしたわけである。今現在のこの「隔靴掻痒」がどういうサイトになっているか、は皆様の判断に委ねさせて頂きたい。 しかし「隔靴掻痒」で得たモノのうち、最も大きな財産といえば、やはり出会いだろう。実に多くの人たちとこのサイトを介して知り合いになることが出来た。オフ会なるものへも何度か参加させてもらったことももちろんだが、それ以外にも様々な方達からメールやBBSへの書き込みを頂戴したことも、思い出せば心が温かくなる。以前にメールをもらったあの人は今も元気でいるだろうか。ワタクシの書いたつたない文章で涙が出た、あるいは大笑いした、とわざわざメールをくれたあの人達。今もふとしたときに頭をよぎる。 …おかげさまで「隔靴掻痒」も今日から二年目に入りました。これからも一意専心、堅忍不抜の精神でテキスト道に精進致しますので、皆様のご愛顧を賜りますよう、あらためてよろしくお願い申し上げます。 |
片言隻句 まだ一年 振り返っても たかがしれ 変わったものは 洋服くらいか 朔月さま でも増えたでしょ しわと体脂肪 まうまうさま でも今喰えば また積もりゆく からぶすさま 明日登る山 まだ遙かかな 3太郎 |