足の指の間が痒くなる心意気

2002年9月30日(月) 「もったいないもったいない

 子どもの頃からの筋金入りの貧乏性のワタクシは、今や「もったいない」が口癖の、まるで婆ちゃんみたいなオッサンである。

 禁煙中にもかかわらず買ったタバコが不味かった。捨てりゃぁいいのに捨てられず、マズイマズイと言いながらついつい吸っている。もったいないもったいない。

 料理を作るとついつい多く作りすぎてしまう。しかし一人前なんて作るのは不可能だ。出来てしまったテンツク盛りの料理を、腐らせたらもったいない、と勢いのあるうちについつい食べてしまう。食べ物を残すのは生理的に拒んでしまうのだ。でもこれ以上肥えたくない。でも残したくない。もったいないもったいない。

 同様に飯を炊くときも、炊飯器の能力いっぱいまで動員してしまう。どうせ炊くのなら目一杯炊いてしまおう、というさもしい根性。こんなに炊いてどうすんねんと言うくらいの量を、ウソやろと言うくらいのスピードで食い尽くしている。保温しすぎてカリカリにしたり、腐らせたりするのがもったいない。冷凍庫に入ってるごはんは半年前のモノ。きっとずっとこのまま食われずに凍り付いたままなのだろうな。そう思うと炊いたばかりのメシを今食わずにおられない。そして今日も必要以上に腹一杯。もったいないもったいない。うっぷ。

 
そうして手に入れたのがこの見事なお腹。張りもツヤも申し分ないこのお腹。痩せなきゃイケナイと思いながらも、いざ食糧危機なんかになったりするときっと役に立つのではないか、と思うとコレは決して無駄肉ではない。あ〜、もったいないもったいない。

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片言隻句

もったいない 気付けば服が 入らない

もったいないのは そっちじゃけぇ
麗-reiさま


あぁもったいない やぶれてもきよう
アキラさま


そうして何度 服をあげたか
志さま


だけど食欲 止まるわけない  3太郎
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