足の指の間が痒くなる心意気
2002年9月29日(日) 「優しい人〜日曜日の恋愛論」 |
「あなたが恋人に求める条件は?」 「顔がすごく良い」「カラダがすごく良い」「テクニックがもう抜群」「背が高い」「面白い」「カネが財布で唸ってる」「カッコイイ車に乗っている」「ファッションセンスが良い」「優しい」…こんなところだろうか? 実はこの「優しい」がくせ者なのだ。 「好きな人のタイプは?」 「ええ〜っとぉ…優しい人!!」 というように「好きなタイプ」ナンバーワンの地位を、恐らく人類有史以来守り続けている「優しい人」。そらぁ、M系の人でない限り「暴力的な人」「ムチ遣いの巧い人」などのご要望は出ないとは思われるが、それにしても「優しい人」の人気はダントツだ。「優しい人」でありさえすればモテるような気になってしまう。 「優しさ」とはいったい何なのか? それはいったい何を対象としているのか? 子犬? 小さな子ども? お年寄り? 身体の不自由な人? 女性なら誰でも? 川に迷い込んだアザラシ? 自分の仲間達や家族? もしかして人類生物全て? しかしそれは求められている優しさではない。「優しい人好きの人」の求めている「優しさ」は、そんなあさっての方向を転々と転がっていくモノではない。 「優しい人」が好きな人は、その「優しい人」の優しさが自分に向けて発揮されることを願っている。それは即ち、「自分だけを愛してくれる人」ということである。自分さえ愛してくれれば(極端なことを言えば)殺人者でもかまわないのだ。 しかし、愛してくれる人なら誰でもいいのか、というとそれは絶対にそうではない。一番最初に挙げたようないろんな要素のうちいくつかを満たし、そしてなおかつ「優しい人」=「愛してくれる人」でないと、誰も恋愛の対象とは見てくれないだろう。 誰かとちょっといい仲になったなら、「優しい」=「愛してる」ことを相手にしっかりアピール。「愛してる」は言葉だけでなく態度でも伝えて続けていくのが恋愛成功かつ長持ちの秘訣なのかもしれない。 |
片言隻句 優しさは 人の奥から 湧いて出る ココロを隠す 優しさもあるぞぅ 麗-reiさま 優しさだけでは 腹はふくれん 3太郎 |