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夏の王様ゴーヤ 夏バテしないためには 緑内障について

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マービー

ラカントS

 パルスィート

1/ 12

パルスィート

ゼロ

大量摂取でお腹がゆるくなる?

なることがある

なりにくい

なることがある

なりにくい

砂糖との甘さ比較(同量使用したら)

同等

同等

1.2gが砂糖5g

同じ甘さ

3gが砂糖9g

同じ甘さ

重量換算

不要

不要

必要(約1/4に)

必要(約1/3に)

カロリー

(砂糖と同じ甘さで)

1/2

ゼロ

1/12

ゼロ

原料

トウモロコシでんぷんが原料の還元麦芽糖(マルチトース)

トウモロコシ由来のブドウ糖を発酵させたエリスリトールに羅漢果エキスを加えて調整

粉末還元麦芽糖水飴、エリスリトール、食物繊維、アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK

エリスリトール、アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK


夏の王様ゴーヤ

表面はブツブツで、食べると苦いゴーヤ。沖縄の人の健康、長寿の裏にはこのゴーヤがある…といえるかもしれません。
ゴーヤの原産地は、熱帯アジア。日本では南西諸島と南九州で多く栽培されています。暑い地方で暑い時期に収穫されるゴーヤは、ビタミンCなどの水溶性ビタミンを多く含みます。ゴーヤに含まれるビタミンCは、短時間の加熱なら損失が少ないのが特徴です。さらにゴーヤは、タンパク質やカロチンなども豊富に含んでいます。また健胃効果もある苦味(苦味成分モモルデシンを含む)のため、夏バテに効く健康野菜として注目されています。

▼ゴーヤ簡単レシピ▼

調理のポイントは下ごしらえ
実を縦半分に切り、中の種とわたをスプーンで 取り除きます。わたに近い部分は苦いのでしっかり取り除きましょう。
薄く切れば苦味を感じにくくなり、厚めに切れば苦味が強くなります。
加熱しすぎないように!!

夏野菜カレー
@ニンニク、玉ねぎを色づくまで炒め、水とカレールーを入れ、ソースを作る。
A鶏肉は塩コショウし、フライパンで焼き色をつける。
Bゴーヤは下ごしらえをし、半月切り。ナスは乱切りして軽く炒める。カボチャも乱切り。インゲンは茹でる。マトは湯むきしてくし型切り。
C@にAとカボチャを入れ煮る。次に残りのBを加えて煮る

サラダ
@下ごしらえしたゴーヤは半月切りし、塩もみする。
Aピーマン、セロリ、キャベツ、レタス、塩茹でしたイカやタコなどと混ぜ合わせ、ドレッシングをかける。

お浸し
下ごしらえしたゴーヤを半月切りにし、サッと茹でる。これをだし醤油や好みのタレであえる。かつお節やゴマをかけてもよい。

ポテトとゴーヤ炒めもの
オリーブオイルでベーコンをカリカリに炒める。ここへ、拍子木切りにしたジャガイモを加えて強火で炒め、次に下ごしらえして半月切りしたゴーヤを加えて炒める。塩コショウで味付けする。
歯ごたえを残すのがポイント。


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夏の王様ゴーヤ

夏バテとは??
高温多湿な日本の夏の気候に身体がなんとか対応しようとして、しきれなかった
結果、「だるい・疲れやすい・食欲がない」といった症状が起こるもので、夏の身体の不調の総称です。

〜夏の気温に適した服装を!〜
衣類は通気性、吸湿性に富んだものを着るようにするとよいです。吸湿性の悪い衣類は「あせも」の原因になります。汗をかいたらシャワーなどで皮膚をきれいに洗い流しましょう。

〜栄養を十分に摂ろう!〜
冷たい飲み物の飲みすぎは、胃液が薄まり消化機能の低下を招きます。消化の良い蛋白質や脂肪、ビタミンB1の豊富な食べ物(卵・牛乳・豆類・豚肉など)を積極的に摂りましょう。
また、胃腸を刺激すると胃酸の分泌を促し食欲が増進するので、辛いものも夏バテ防止に効果が期待できます。レモン・酢などの酸味も食欲増進・疲労回復効果があります。
暑さで体力も消耗しています。スタミナのあるものをバランスよく食べましょう。

〜冷房病に気をつけよう!〜
冷房病の症状は、身体の冷え・だるさ・手足のしびれや痛み・むくみ・頭痛・腹痛・鼻炎・微熱などがあります。冷気が直接肌にかからないように、冷房の向きを工夫します。
関節痛や筋肉痛のある人は保温に十分注意をします。寝る時は長袖、ズボンなど肌を露出しないものを着るとよいです。また、寝る時の冷房はタイマーにします。できたら切った方がよいです。
全身を冷やすより頭が冷えると涼しく感じます。冷却機能の枕などを使うのもよいかもしれません。

〜扇風機なら冷房病は大丈夫?〜
扇風機の風に直接長時間あたると、体温がドンドン低下していくので危険です。扇風機をつけて寝るときは、タイマーや首振り機能を使うとよいです。

〜上手に汗をかこう!〜
汗をかくことは、身体の温度調節のためにもとても重要です。暑いからといって身体を動かさないと、うまく汗をかくことができなくなります。
涼しい夕方などにちょっと歩くなど、適度な運動をしましょう。
ゆっくりぬるめのお風呂につかるのも効果があります。半身浴や足湯はおススメです。

〜規則正しい生活をしよう!〜
夏休みは生活が不規則になりがちです。早めに就寝し、睡眠はしっかりとることが大切です。
無理のないスケジュールをたて、規則正しい生活をしましょう。

これらのことに気をつけて、夏バテしないで夏の暑さを乗り切りましょう!!


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夏の王様ゴーヤ
緑内障とはどんな病気
主に眼圧によって、眼球の後ろにある視神経に障害が起こり、視野が狭くなっていく病気です。視神経は一度障害を受けると回復しません。近年、増加・若年化傾向にあり、40歳以上の17人に1人がかかるともいわれています。初期の症状で視野が欠け始めても、視力低下があるわけではないので、大変発見されにくく、遺伝する可能性もあります。定期的に健康診断を受けて早期発見することが大切です。
40歳を過ぎたら、まずは眼科検診を!!

眼圧上昇の原因
眼球内は「房水」と呼ばれる体液が循環し、眼圧をコントロールしています。「隅角」と呼ばれる房水の出口が狭くなったり、フィルターの役目をする繊維柱帯が目詰まりを起こして、眼圧があがります。そして、眼球がゴルフボールのように硬くなり、視神経がつぶされた状態になります。

眼圧があがる原因は
 生まれつき「隅角」が未発達で狭い
 *何らかの要因(ぶつかるなど)で「隅角」が狭くなる
 *何らかの原因で繊維柱帯が目詰まりする

生まれつきやぶつかるなど以外の場合は、食物との因果関係が高いとされており、目詰まりを防ぐ生活習慣が必要となります。血液がドロドロ、糖分の摂り過ぎ、眼精疲労、ストレス、運動不足など様々な生活習慣にかかわる原因があるといわれています。

緑内障の治療
緑内障の治療には、点眼薬、内服、点滴など薬による治療、レーザー手術、外科手術があります。今回は点眼薬による治療について説明します。
点眼薬による治療は長期にわたって続くので、使用している人のすべてに起こるわけではありませんが、副作用のことをしっかり理解し、気になることがあれば小さなことでも医師と相談することが大切です。

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