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シソ(紫蘇) サクラ(桜 あなたにぴったりの靴選び

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マービー

ラカントS

 パルスィート

1/ 12

パルスィート

ゼロ

大量摂取でお腹がゆるくなる?

なることがある

なりにくい

なることがある

なりにくい

砂糖との甘さ比較(同量使用したら)

同等

同等

1.2gが砂糖5g

同じ甘さ

3gが砂糖9g

同じ甘さ

重量換算

不要

不要

必要(約1/4に)

必要(約1/3に)

カロリー

(砂糖と同じ甘さで)

1/2

ゼロ

1/12

ゼロ

原料

トウモロコシでんぷんが原料の還元麦芽糖(マルチトース)

トウモロコシ由来のブドウ糖を発酵させたエリスリトールに羅漢果エキスを加えて調整

粉末還元麦芽糖水飴、エリスリトール、食物繊維、アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK

エリスリトール、アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK

シソ(紫蘇)

シソは日本でも古くから栽培されているなじみの深い野菜です。赤シソ・青シソなどの種類があります。
青シソの方がビタミンなどの栄養素を多く含み、薬用としては赤シソの方が効果があるといわれています。

「紫蘇」は、昔、中国で食中毒にかかり、肌の色が紫色に変色した少年に、青シソの葉の煎じ汁をのませたところ、命が蘇ったことからきています。

栄養素
「オオバ」とも言われる青シソには、ビタミンでは、カロチン、ビタミンKが非常に多く、他にB1、B2、Cがふくまれています。
ミネラルでは、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄などが多く含まれています。
赤シソの成分は、カロチンが少ないほかは青シソに似た組成をしています。

効果
シソの香り成分は「シソ油」といい、ペリルアルデヒド(青シソに多い)・リモネン・ピネンからなります。防腐効果があり、食中毒を防ぐと言われています。
また、香り成分に胃酸の分泌を促進し食欲を増進させる効果もあり、食欲の無い時にお勧めです。
さらに香りには、鎮静作用(リラックスさせる効果)もあります。シソにはカルシウムも多く含まれ、イライラにもよいとされています。
シソの葉や種子に含まれるポリフェノールが、アレルギー物質の生成を抑制します。シソの種子から取れる油に含まれるαーリノレン酸にもアレルギー症状を緩和する効果があると言われています。
シソの殺菌・鎮静作用でのどの痛み、咳止め、喘息、扁桃炎に効果があります。シソは風邪や気管支炎、喘息の漢方薬にも含まれています。

こんな使い方
生で食べる。食中毒を防ぐのに有効。
シソの葉を乾燥させて粉末にし、ご飯にかけて食べる。血液循環がよくなり、精神疲労やイライラ、頭の疲れに効果。
シソの乾燥葉の煎じ汁、又は生葉の絞り汁を作りこれを飲む。精神疲労・精神不安・神経過敏症・せき・風邪などに効果。
・・・・・・といわれています。

★効果は人によって異なります。大量摂取で劇的な効果があるものではありません。食べすぎ・飲みすぎないようにしましょう。

★シソの煎じ汁は、食材を水に入れて、いったん沸騰させてからとろ火で半量になるまで煎じます。


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サクラ(桜)

「春」と言えば「サクラ」を思い浮かべる人は多いと思います。サクラはその美しさで日本人に最も愛されている植物ですが、美しいだけでなく、薬として色々な効用を持っています。

樹皮
樹皮を乾かしたものを桜皮(オウヒ)といい、煎じて食中毒・下痢止め・胃腸カタルに用います。これは含まれるタンニンの収斂・殺菌作用によります。
また、咳止め・去痰作用もあります。抽出エキスは「ブロチン」の名で呼ばれ、現在でも咳止めのシロップ剤などに配合されています。その有効成分は、サクラニンなどのフラボン配糖体(樹皮に含まれる殺菌作用を持つ成分の仲間)です。
また、煎剤を外用として湿疹やじんましん、おできに用いることもあります。

桜皮(オウヒ):6〜7月に野生するサクラの樹皮をはいで、外面のコルク層を取り除いた内皮を天日で乾燥します。これが生薬の桜皮です。

桜湯(桜茶)
結婚式や結納の席で供される桜湯、別名桜茶ともいいます。これは、桜の花を塩漬けにしたもので作りますが、二日酔いに効果があるとされています。
桜湯は、水洗いした花を、容器の中で塩と交互に敷き詰めて数ヶ月漬け込みます。飲む時は、塩を落として湯のみに入れ、熱湯を注いでいただきます。

桜の葉
桜餅は桜の葉で包みますね。葉には独特の香りと防腐効果があります。これはクマリン(サクラの香り成分)がもたらしてくれる効果によります。
また、葉は入浴剤として使うとあせもに効果があるとされています。

サクラいろいろ・・・・・・
ひとくちに「サクラ」と言っても、色々な種類があります。よく知られているソメイヨシノの他にヤマザクラ(山桜)・オオヤマザクラ(大山桜)・カスミザクラ(霞桜)・エドヒガン(江戸彼岸)・マメザクラ(豆桜)・ミネザクラ(峰桜)・ミヤマザクラ(深山桜)・チョウジザクラ(丁子桜)・カンヒザクラ(寒緋桜)などがあります。

サクラことば、いろいろ・・・・・
「桜雨(サクラアメ)」:桜花に降り注ぐ雨。また、花びらの降りしきるのを雨に見立てて言う。
「花七日(ハナナヌカ)」:桜の花盛りは七日間ほどに過ぎないことで、物事の盛りが短いことの例え。
「花明かり」:桜が咲き乱れて夜でも辺りが明るく感じられること。
「花筏(ハナイカダ)」:水に流れる桜の花びらを筏に見立てて言う。

サクラ前線
沖縄のカンヒザクラの開花が日本のサクラ前線の第一号です。本州のソメイヨシノ、北海道のエゾヤマザクラをそれぞれ代表として、ほぼ3ヶ月かけて南から北へ、低地から高地へと開花していきます。
一般に「サクラ開花予想」と言う時、ソメイヨシノの開花を基準にしています。

県内のおすすめサクラ・・・・・
姫路城:姫路市
明石公園・人丸山公園:明石市
太山寺・苔谷公園・有馬・須磨寺:神戸市
夙川公園:西宮市
樽見の大桜:養父市大屋町樽見(国の天然記念物に指定されています。)

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あなたにぴったりの靴選び

1.高齢の方・転ばないため
年を取ると、筋力が低下し、運動神経や知覚神経が鈍るために、リズミカルな運動ができなくなります。また、足全体が上がりにくくなって小さな段差につまずいたり、障害物を避けることができなくなったりします。その上、よろけたときに踏ん張りがきかなくなり、転倒しやすくなるのです。

積極的に歩きたい場合
ウォーキングなど

ちょっとした外出の場合

病気で歩きにくい場合

*足全体を包みこむデザイン
*柔らかい素材
*軽い
*かかとが低い
*靴底が滑りにくい
*つま先が少し上に反っている

*軽い
*着脱がしやすい
(履き口を大きく広げることができるベルトつきなど)

整形外科医などと相談しながらその人に合った靴を作ることができます。これを「治療靴」といい、健康保険が適用されます。
例えば、半身麻痺の場合やパーキンソン病などで足が前に出にくい場合、かかとや底にサポートを付けて歩きやすい靴にすることができます。

2.女性の悩み外反母趾
外反母趾とは、足の指が小指側に「くの字」に曲がる病気です。親指の間節の部分が横にに出っ張って靴に当たり炎症を起こして赤く腫れたり、神経が圧迫されて痛みを生じます。
外反母趾の原因の一つはハイヒールです。かかとが高くつま先が細いハイヒールを履くと、靴の中で親指が曲がった状態になります。毎日長時間履いていると元に戻らなくなり、外反母趾になります。

【外反母趾を進行させないための靴】
低いヒール(3〜4cm)
つま先が広い
適度な幅がある・・・注1
足に合わせて靴を加工する・・・注2

注1:幅が広すぎると横のアーチを支えることができないため、外反母趾が進行することがあるので要注意!!
注2:靴を加工するためにの器具には「球環ばさみ」「シューストレッチャー」があります。靴を購入した店に相談してみましょう。

3.日々成長する子供の足に
子どもの足は、大きさについて個人差がありますが、1〜3歳ごろに最も成長し、年に1cm以上伸びます。中学生くらいになると、徐々に伸びる速さは遅くなりますが、平均すると1年に約1cm伸び、18歳くらいまで成長します。
大き過ぎず小さ過ぎない靴をえらぶには、子どもの足のサイズを正確に知っておくことが大切です。サイズを測るときは、「足長」と「足囲」を測ります。このサイズをもとに靴を選びますが、これはあくまでも目安です。実際に色々な種類の靴を履かせてみて、足にフィットするものを選びましょう。

【子供の靴のチェックポイント】
つま先 つま先を押し、指と靴の間にゆとりがあるか。
高さと幅があっているか
かかと 靴の履き口の形、横幅が合った物。歩かせてみてパカパカしないか、浮いてないか。
靴  底 歩く時に曲がる足の付け根の位置と、靴の曲がる位置が同じかどうか。

靴を決める前に子どもに両足とも履かせて歩かせ、痛がっていないか調べましょう。子どもの足と靴は親がまめにチェックし、その時々の足に合った靴を履かせることが足の順調な成長には大事です。


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