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カテキン マイナスイオン カラーセラピー

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カテキン

カテキンっていったい何??
カテキンは緑茶の渋み成分ポリフェノールの1種で、「勝て!菌に」と言う言葉に由来しています。その名の通り、カテキンは優れた成分として広く注目を集めており、身体の老化や発ガン性物質生成の原因となる活性酸素を抑え、細菌ウイルスなどに対する抵抗力、整腸・解毒作用があると言われています。

活性酸素とカテキン
体内に吸収された酸素の一部は化学変化を受け活性酸素に変わります。活性酸素は体内での酸化反応や殺菌に用いられる生体にとって不可欠な物質です。ただこの活性酸素がストレス・喫煙・排気ガス・過度の飲酒・過度の運動・紫外線の浴びすぎなどで必要以上に増え過ぎると、正常な細胞をも攻撃し始め、その結果ガンや動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病を引き起こすこととなります。もともと人間の体には余分な活性酸素を減らす機能がありますが、年齢とともに次第に衰えてきます。カテキンを摂取すれば、このような体の働きを助け、余分な活性酸素を減らして各種の生活習慣病を予防することにもつながります。

カテキンの安全性
現在のところ、緑茶の有効成分ポリフェノールの副作用は報告されていません。また緑茶は古くから万病の薬とも言われ現代まで受け継がれており、歴史的にも安全性の高さは証明されています。ただし、緑茶にはカフェインも含まれているため、過度のカフェイン摂取は、排尿,下痢,不眠症,不安感,胸焼け,いらいらなどの原因になることがありますのでご注意を!

カテキンの健康効果
抗酸化作用 活性酸素消去作用
抗菌作用、腸内細菌の改善 コレステロール上昇抑制作用

抗う蝕作用(う蝕=虫歯)

血糖上昇抑制作用

消臭作用

血圧上昇抑制作用

抗腫瘍作用 抗アレルギー作用
紫外線吸収作用 血小板凝集抑制作用

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ストレス社会に大注目の

★マイナスイオン★

マイナスイオンはどんなもの?

空気中に含まれる僅かな電気を帯びた物質(原子,分子,分子集団)のことを指します。電気と言っても本当に小さなもので感電するわけではありません。また、目には見えず肌で感じることも出来ません。マイナスイオンの場合には、字のごとく「マイナスの電気」を帯びています。反対に「プラスの電気」を帯びたものをプラスイオンと呼んでいます。

マイナスイオンがもたらす主な効果
1.活性酸素を無毒化する。(酸化防止)
2.体の自然治癒力を高める。
3.リラクゼーション効果がある。
プラスイオンがもたらす主な効果
増加すると身体がだるく不調(ストレス)を感じる


マイナスイオンを浴びる方法って?
森林浴
川や滝といった水しぶきや泡沫からは、マイナスイオンが多く出ています。森の中を流れる川の“せせらぎ”は聴覚からも気分を落ち着かせてくれます。(街中にある噴水などの近くにもたくさんのマイナスイオンがあるヨ)
トルマリン鉱石
お部屋に置いたり、お風呂に入れたり、トルマリンネックレスを身につけたり、鉱石からマイナスイオンがいっぱい放出されています。(写真はトルマリン原石の一例。いろいろな形に加工されて販売されています。)
トルマリン
観葉植物
サンスベリア(虎の尾)は驚異のマイナスイオン観葉植物と言われています。マイナスイオンを放出してAV機器などの電磁波、タバコの煙、排気ガスなどを中和させる空気清浄効果をもちます。
木炭
高級品の備長炭や竹炭はマイナスイオンは出さないけれど、プラスイオンに付着する空気中のごみ・ほこり・臭いなどを多孔質の炭が吸着してしまうのでマイナスイオンが多くなり、お部屋に置くだけでイオンバランスが良くなります。
備長炭

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で癒される?
カラーセラピー

毎日の暮らしの中で、知らず知らずのうちにストレスを溜めていませんか?
「カラーセラピー」「カラーヒーリング」などといわれる“色彩療法”は、色彩学と心理学を基礎にしたヒーリング(癒し)の一種です。具体的なカウンセリングは、カラーセラピストにしか出来ませんが、日常生活の中に上手に色を取り入れて、手軽なリラックスをしてみてはいかがですか?

色の持つ不思議な力
色彩は目からの情報として、五感の中でも強い影響力を及ぼします。
「その人の心身の内面の状態を表す」という考えが古くからあり、今では指定した色を使って絵を描かせるアートセラピーや、上下2色に分かれたカラーボトルを使った心理分析法、朝の光を浴びる太陽療法などがあります。 昔から日本にある赤い腰巻には、体感温度を1〜3度上げ、ホルモン性腺を刺激する作用があります。また、頭に紫の鉢巻をすると頭痛がなおるともいわれます。

効能

エネルギッシュで攻撃的な色。気力向上・食欲増進。

ピンク

幸せな気分に。恋愛に向く色。

オレンジ

リフレッシュに。健康的な色。

ビタミンカラー。元気になり前向きでやる気の出る色。

心が落ち着く安らぎの色。目にも優しい。

心を静め、疲労をやわらげる。精神集中にも効果あり。食欲を減退させる色なのでダイエットにお勧め!

リラックスの色。病んでいるときは紫を好む傾向あり。「ラベンダー」も紫!

色の違いがなぜ人体に影響するのか?
目から入った光は視覚だけでなく、脳の視床下部に届きます。ここは神経系、内分泌系を統制するいわば司令塔の部分です。神経系、内分泌系はともに人の精神状態と大きく関係するところなので、色の違い(光の波長の違い)が、人体に様々な変化をもたらします。
色が直接病気を治すのではなく、色によって身体の中の生命力、活動力が高まります。色には、もともと人間が持っている自己治癒力と生命力を高める働きがあるのです。

日常で使える色彩療法

仕事中イライラしたり腹が立つ時 ストレスがたまっている時 やる気が起こらない時

いったん席をはずし、淡いピンク色をイメージして深い深い呼吸をしてみましょう。

お勧めはオレンジ。血行をよくしながら脳を刺激し、腸をリラックスさせ、心身に活力を与えます。日光浴も有効。日光は全身の働きを活性化し、生命力を呼び起こします。

お勧めは。無気力の原因となる低い体温や血圧を上げることができ、ホルモン分泌も活発になり、気力がみなぎります。

色彩の持つ不思議な力を最大限に活用し、リラックスしたより健康で快適な生活を送りましょう。

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