


<<前号へ 記事一覧へ 次号へ>>
ヨーグルトが体に良いことは知られていますが、こんなことはご存知ですか?
Q1 「ヨーグルト」って何語?
A1 トルコ語です。
Q2 いつ頃から作られたの?
A2 発酵乳の歴史は6000年前といわれています。
Q3 どうしておなかにいいの?
A3 ヨーグルトの中の乳酸菌の働きにより、腸内バランスを整えておなかの調子を良好に保ちます。
Q4 牛乳を飲むとおなかがごろごろするのですが、ヨーグルトでは大丈夫?
A4 乳酸菌が乳糖を分解するので乳糖不耐症の人でも安心。
Q5 賞味期限切れのヨーグルトは食べても大丈夫?
A5 乳糖が分解され酸味が増します。期限内に食べましょう。 |
どのヨーグルトを選べばいいか迷ったら、成分表示やトクホ〈特定保健用食品〉マークを見て選びましょう。 |
 |
 |
気になる症状 |
成分 |
特徴 |
肌荒れ |
「無脂乳固形分」の多いもの |
たんぱく質とビタミン類が豊富 ・プレーンヨーグルトやフローズンヨーグルトなど
|
「果実」の多いもの
|
ビタミンCの補給
|
高コレステロール |
「乳脂肪分」の少ないもの |
比較的少ないのはドリンクヨーグルト
|
便秘 |
「寒天」入りのもの
|
寒天は食物繊維のかたまり
|
ヨーグルトは「完全栄養食品」である牛乳に、乳酸菌のすばらしい効果をプラスした食品といえます。そのため、牛乳の栄養分はそのままで、より消化吸収されやすくなっています。おいしく食べて健康になりましょう。 |
2004年 春号メニューへ>>

 |
これは、『特定保健用食品』のマークです。生活習慣病にかからないように工夫した食品で、厚生労働省が『保健の用途・効果』を表示することを許可したマークです。悪い食生活・不規則な食生活によって忍び寄ってくる生活習慣病にかかるのを避けることを目的として誕生しました。
|
食品には、生命維持のための一次機能(栄養)、食事を楽しむという二次機能(味覚)、体調のリズム調節や生体防御、疾病予防、疾病回復、老化防止などの健康を維持する三次機能(体調調節)があります。 特定保健用食品は、この三次機能に注目し、食品中に含まれる特定の成分が、試験などによって健康の維持増進に役立つことが科学的に証明されており、「保健の用途」を表示できる食品です。 |
|
■■ このマークの表示許可食品は、現在次の12個のグループがあり、約400種あります。 ■■
・おなかの調子を整える食品 |
・骨の健康が気になる方の食品 |
・コレステロールが高めの方の食品 |
・虫歯の原因になりにくい食品 |
・コレステロールが高めの方、おなかの調子が気になる方の食品 |
・歯を丈夫で健康にする食品 |
・血圧が高めの方の食品 |
・血糖値が気になり始めた方の食品 |
・ミネラルの吸収を助ける食品 |
・血中中性脂肪、体脂肪が気になる方の食品 |
・ミネラルの吸収を助け、おなかの調子を助ける食品 |
・血中中性脂肪、体脂肪が気になる方、コレステロールが高めの方の食品 |
■■ 『血糖値が気になる方に』と書いたお茶にもこのマークがついています。これを例に説明しましょう。 ■■
このお茶は、『食事と一緒にとることで、糖質の消化物であるブドウ糖の小腸からの吸収速度を緩やかにする働きがあり、インスリンの分泌が不足したり、遅れた場合でも、食後の血糖値が上がり過ぎないように働くことで、血糖値が気になり始めた方の食生活の改善に役立ちます。』と定義されています。
それとともに、下記のような注意事項も書かれています 。
|
注意事項
・すでに治療を受けておられる方や医師に異常を指摘された方は、医師などに相談しましょう。
・本品を多く摂取することで、疾病が治癒するものではありません。 |
 |
※自分の健康状態を理解し、使用方法や注意事項を確認してから活用しましょう!
2004年 春号メニューへ>>

大好きな人にはたまらないお酒。たばこやお酒は健康の大敵、なんていわれることもありますが、お酒はたばこと違って、適量を守って飲めば『百薬の長』になるともいわれています。 |
 |
お酒の良い点 (*^_^*)
@動脈硬化予防!
赤ワインに含まれているポリフェノールが動脈硬化の原因となる血栓症を予防する働きをするというのは有名ですが、焼酎は赤ワインの1.5倍もの効果を発揮するといわれています。
A美肌効果!
ビールに含まれる麦芽には、美肌効果があるビタミンB群をはじめとして豊富なミネラル類がバランスよく含まれています。また日本酒には栄養成分が多く溶け込んでおり、アミノ酸、ビタミン、肝臓によいペプチドといった新陳代謝を高めるものや、体に必要なミネラルも豊富です。
Bストレス解消!
お酒を飲む理由はなんといってもコレでは?アルコールは大脳の中の理性を司る前頭葉に軽い麻痺を起こさせるため、嫌な事を忘れて楽しくなれるのです。ただし、飲み過ぎると運動機能を司る小脳にまで麻痺が進み、歩くことはおろか意識までもうろうとしてしまうため要注意!
|
|
お酒の悪い点 (〉_〈)
@脂肪肝
肝細胞内の脂肪量が増えた状態で、初期は特に症状はありませんが、ひどくなると腫れてきます。自分のお腹(右側の肋骨の一番下あたり)を押してみて硬くなっていたら脂肪肝の恐れアリ。
A痛風
痛風の原因は高尿酸血症といって、血液中の尿酸値が高くなっている状態です。アルコールを飲むと尿酸値が高くなる傾向があります。中でもビールはプリン体という血清尿酸値に悪影響を与える物質が他のお酒よりも多く含まれています。
B高血圧
統計的な研究をもとにすると、1日2合以上飲んでいると血圧が高くなるという説があります。高血圧は生活習慣病のなかでも最も多い疾患で、放っておくと脳血管障害、虚血性心疾患などの死亡率の高い病気を引き起こすことになります。
Cアルコール依存症
過度の飲酒が身体に害を与え、社会や家族にも迷惑をかけていると知りながら飲む、いわば心の障害です。お酒がなければ気分がすぐれず焦燥感に陥る精神依存の場合や、アルコールが体内から消えていくと落ち着かず、吐き気や手の震えを感じる身体依存の場合があります。 |
|
適量とは…(¥−¥)
人差がありますが、1日2合以下、毎日飲まずに『休肝日』を設けるようにしましょう。
日本酒2合 = ビール大瓶2本 = ウイスキーダブル2杯 = 焼酎1.3合 = グラスワイン4杯
|
|
お薬によっては、お酒との相互作用で薬の効き目が弱くなったり、強く現れて危険な状態になることもあり、またお酒お薬共に肝臓で代謝されるため、一緒に飲むと肝臓に大きな負担をかけます。お薬を服用しているときは、お酒を控えましょう。詳しくは医師または薬剤師にお尋ね下さい。
|
2004年 春号メニューへ>>