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家のお風呂で温泉気分 薬剤を使わない害虫よけ 眼について

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家のお風呂で温泉気分

春になると、シャワーですます方も多くなるのではないでしょうか?
家のお風呂で温泉気分があじわえるような入浴グッズを紹介したいと思います。

ヒノキの樹玉

ヒノキは温泉場でも風呂桶の材料として使われていますし、市販の入浴剤にもヒノキの香りのものも、でまわっています。香りの良いのが特徴です。
最近ではヒノキの樹玉を湯ぶねに入れる方もおられるようです。
天然ヒノキに含まれる芳香成分には神経の興奮を鎮める鎮静効果や殺菌効果が認められています。
また、ヒノキの玉は身体に押し当てて、マッサージにも使えます。

備長炭

備長炭の遠赤外線効果により、血行を良くし、新陳代謝を高めます。体の芯まで温まり湯冷めしにくくなります。
炭自体は硬く水に溶けませんが、炭の吸着作用により、水に含まれる塩素や トリハロメタンなどの有害物質を吸収し、さらに炭の含有するミネラル成分 が水に溶け出して天然水のようになります。
製炭の際に窯から出る煙を蒸留したもので、木酢(もくさく)液というものがあります。備長炭と共にお風呂に入れると、効果が高まります。

菖蒲(しょうぶ)

香りがよく、銭湯でも端午の節句の時季には菖蒲湯をされるところもあります。
菖蒲湯は鎮痛・血行促進・保温効果があるのですが、実はこれらの効果を表す成分は葉より根っこの部分に多く含まれるので、根の部分も一緒に入れるとよいでしょう。
菖蒲根は漢方の薬局に相談されるとよいでしょう。

ちょっとした商品でお風呂の時間が楽しくなるかもしれませんね。

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〜薬剤を使わない〜 害虫よけ

春になると、あちこちのお庭が華やかになって、ガーデニングしたくなりますね癒しのハーブの栽培なんていかがでしょうか?

ガーデニングには害虫も付き物です。自家製だからこそ、薬剤は使いたくないのが正直なところです。一緒に植えることで害虫よけなどの効果を発揮してくれる植物たち、薬剤の役目をしてくれるエキスなどを紹介したいと思います。(一緒に植えることで害虫よけ・益虫寄せ・育成を促すなどの気の合う植物同士を『コンパニオンプランツ』といいます。)

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眼について

・・・普段 日常生活の中で 知らないあいだに 酷使している『眼』・・・

”見える”しくみ----------

人間の眼球を「ビデオレンズ」と考えると、このレンズを通して見た映像が網膜、視神経、大脳からなる、いわゆる「モニター」に映し出されるというわけです。
実は、視力をもっているのはモニターの部分で、眼球が送り込むピントの合ったクリアな映像を受けて発達します。(子供さんなどは小さい時からぼやけた映像を見ていると、大脳が未発達になり、大人になってメガネをかけても視力が上がらない弱視になるので気をつけてあげて下さい。)
カメラのレンズにあたる部分が水晶体です。カメラは複数のレンズが組み合わさって焦点を合わせますが、この水晶体は1枚のレンズなので焦点をあわせるために屈折率を変えてピント合わせをしなければいけません。その役目をするのが水晶体をぐるりと取り巻いている毛様体筋なのです。
毛様体筋は筋肉なので鍛えると、視力アップします。
日常生活の中で次の項目を行ってみてくださいね。

・掃除機をかけるときは、掃除機のノズル の先端を眼で追う
・洗濯のときは、洗濯機の回転を眼で追う
・キッチンでは蛇口から垂れ落ちる滴を眼 で追う
・リビングでは、蛍光灯のスイッチのヒモ を揺らして眼で追う
・電車の窓から外の景色の看板の文字を読む

眼が疲れた時に効くツボ----------

眼の周囲のツボを気持ちのよい痛みを感じるくらいの力で、2〜3秒押し、それを5〜6回繰り返します。
・攅竹(さんちく)
眼の充血や痛みなどに効果的。
・晴明(せいめい)
眼精疲労などに効果的。
・合谷(ごうこく)
眼の疲れはもちろん眼の病気の治療にも使われています。
眼にいい食べ物----------

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