|
![]() |
![]() |
【あせもとは】
汗の出口(汗腺)がほこりやあかでふさがれて炎症がおこったもので、頭・額・首のまわり・脇の下など汗の出やすいところに多くみられ、特に子供さんに多い疾患です。
通常は暑く湿度の高い夏に多くみられますが、最近は暖房の影響で冬でもみられるようになりました。
【症 状】
あせもには白いあせもと赤いあせもの2種類があります。通常あせもといえば赤いあせもをさし、かゆみを伴いかきすぎて細菌が感染すると汗腺膿瘍と呼ばれる状態になります。白いあせもは白くやや透明感のあるぶつぶつで、かゆみがほとんどありません。
【治 療】
まずは、汗をかきっぱなしにしないこと、清潔にすること、涼しくすることなどの対策が大切です。具体的には、汗を吸いやすい肌着(木綿・ガーゼ)にして、汗をかいたらまめに着替えて、お風呂やシャワーで汗を流すようにしましょう。
ローションやベビーパウダーを使う場合は、塗りすぎて汗腺をふさいでしまわないように注意してください。
湿疹化した場合や症状がひどい場合は、病院でお薬を処方していただけます。また市販薬でもあせものお薬が発売されています。
【ポイント】
あせもは予防が大事!ただし、あせもになるからといって全く汗をかかない環境にしてしまうのも体にはよくありません。「夏バテ」と「汗」の関係は別のコーナーでご紹介しています。
夏の炎天下でのスポーツや作業は体温調節のために多量の汗をかきます。
|
![]() |
![]() |
上手に汗をかこう
夏といえば「汗」の季節、「汗」は体温調節に大切な役割をはたしています。汗をたっぷりとかかないと暑さに弱い体になり、「夏バテ」さらには命に関わる「熱中症」になりかねません。たっぷりと汗をかくには、汗を出す「汗腺」を鍛えることが大切。鍛えた汗腺は出す汗の量が多いだけでなく、汗に含まれる塩分などの成分も少なく、体がバテにくいのです。
暑さに弱い人は汗が少なく、夏バテしやすいのです。バテやすい悪い汗は、暑さに強い人にくらべて「塩分」つまり「ナトリウム」の濃度が高いことがわかりました。ナトリウムは身体の細胞にとって欠かせない成分で、汗で失われるとバテてしまいます。
それは、次の方法で汗腺の機能を復活させることで回避できます。
汗腺復活法
|
悪い汗をかくとミネラル分が血液中に再吸収されず水分と一緒に体外に出てしまいます。ミネラル特に「マグネシウム」は食べ物で摂取しにくいので、補給の方法の一つとして今話題の海洋深層水で補うことができます。ミネラル分がバランス良く含まれる深層水コップ2杯程度で1日の分がおぎなえます。
冷房病による自律神経のみだれをととのえよう
現代人に多い冷え過ぎや温度差からくる冷房病は生理機能を取り入れた対策法で解決できます。
呼吸法 乱れた自律神経を整え、体温調節機能を正常にする 腹式呼吸:暑い外から冷えた室内に入った時
|