かわらばん2002年春号のメニュー
「しみ」について 腰痛 花粉症のはなし

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鏡を見たら、突然「あれっ」とシミに気づいたことはありませんか?
ソバカスは子供の頃からできているのですが、20歳を過ぎてから出たものはシミです。シミは「メラニン」といい、私たちが皮膚の色を作り出している色素です。
男女年齢に関係なく、過去に日焼けをした人などはメラニン色素がたまり、その部分がシミとなって姿を現します。

シミの原因は紫外線にあります。シミを食い止めるには、やはり紫外線からできるだけ肌をガードすることです。
また、肌の下で作られ続けるメラニンを減らし、肌の新陳代謝を促すことによりシミをなくしましょう。

肌の新陳代謝のための食事法として、特にβカロチンと亜鉛を食べることが効果的です。
まずは2週間程続けてみても効果あり


シミ対策は、   βカロチンの一日摂取量を14mg
亜鉛の摂取量を10mg
紫外線対策!
(日焼け止めなどでガード)


βカロチン、亜鉛はこんな食品に含まれています。
〔βカロチン〕 〔亜鉛〕
油で炒めるほうが吸収率がよくなる 1つの食材だけでは摂れないので
組み合わせる
ほうれん草 333g(約1束)
人参     157g(約小1本)
カボチャ   350g(約1/3個)
ニラ      318g(約3束)
モロヘイヤ  140g(約1.5束)
(1mg)
ごはん1杯  
ソバ 1杯
味噌汁1杯  
とうふ1/2丁 
牛乳 200cc
卵  1個
納豆(小1パック)

(2mg)
たらこ1/2腹

(3mg)
いなり寿司3個

(4mg)
牛肉100g

(5mg)
豚レバー65g

(6mg)
ホタテ4個
かき 3個

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現在、日本人が最も多く訴える症状の一位が腰痛です。 
腰痛の原因として最も多いのが筋肉疲労によるもので、いわゆる「腰痛症」と呼ばれるものです。主に不自然な姿勢を続けていたり、筋力が低下することで起こる痛みです。
次に多いのが背骨の老化による腰痛。これには「椎間板ヘルニア」と「変形性脊椎症」があります。どちらも歳をとると多くなる病気ですが、前者は20〜30歳代で起きることが多く後者は50歳過ぎに多くみられる病気です。  歳をとると多くの人が一度は経験する腰痛やひざなどの関節痛。老化なのだからしょうがないと思っている人もいるかもしれませんが、痛いだけでは済まず、歩行も辛くなってきたら困りものです。腰のまわりの筋肉の柔軟性や筋力を高めることである程度の腰痛は予防できます。あきらめてしまう前に、腰痛体操で少しでも痛みを解消しましょう。
ただし次のような人は体操を控えたほうが良い場合もありますので、医師に相談してください。

  ★ 腰痛になって間もない時期や、痛みの程度に大きな変動がある
  ★ 下肢に響く痛みや、股関節部の痛みがある
  ★ 循環器系の合併症や感染症がある


腰痛体操で腰痛予防
どうしても運動不足になりがちなアナタ。運動不足も立派な腰痛の原因です。腰痛予防の体操をするだけでもずいぶん腰が軽くなるので、オススメです。ただし、三日坊主では効果がないので、長く続けられるよう、むりをしないで行うのがポイントです。

■その1■
@あお向けに寝て、両膝を抱え込む
A股を開いて膝小僧をわきの下に抱え込むようにして 膝を引き寄せる
Bこれを20回繰り返す


■その2■
@あお向けに寝たまま、両膝を立てる
Aゆっくりと息をはきながら、頭を持ち上げ5秒停止
Bゆっくりもとに戻る

※最初は2〜3回から、慣れたら10回まで増やす

■その3■
@あお向けに寝て片膝を反対側の足に交差させるように 下ろす
Aおろした足を膝を床につけるように体をひねる
B左右交互に10回ずつ

※上半身はなるべく床につけたままで、ひねった時に顔は足があったほうを見ると効果的

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〜花粉症に悩まされる人にとっては春は受難の季節〜

花粉症は、アレルギー疾患の1つといわれ、身体に侵入した花粉を敵と認めて反応してしまう体質の人におこります。
原因となる花粉は、日本ではスギの花粉がbPで、スギの花粉が飛び回るのが2〜5月といわれています。しかし、スギの花粉以外にも原因となる花粉は多く、現在判っているだけで約40種類もあります。
スギ花粉は、暖冬の年は飛散開始が早く、気温が急に上昇した時に飛散開始となります。暖かく乾燥した日、天気は晴れか曇り、さらに風の強い日にはよく飛びます。雨の日は少ないのですが、前日にまとまった雨が降るとその次の日には2日分に相当するような飛散があります。
7,8月の気温が高いと、次の春は花粉が大流行するといわれています。

花粉症の症状
・くしゃみ、鼻水、鼻づまり
・目のかゆみ
・咳、咽頭痛
・体がだるくなる
花粉症の予防
なんといっても花粉を避ける事が一番!
日常生活では次のような点に気をつけていきましょう。


・風の強い日の外出は避ける。
・外出時には、マスク、帽子、めがね、ゴーグルなどを着用する。
・帰宅後は、洗顔やうがい、シャンプーをしたり、鼻をかんだりする。
・外で干した布団は掃除機をかけてから使う。
 また、洗濯物はとり込む前にはよくはらう。
・室内の掃除はまめにし、ぬれ雑巾での拭き掃除もする。
 カーテンなどもまめに洗濯する。
花粉症のお薬
花粉症を防ぐには、医療機関で医師の指導のもとに、シーズンの数週間前から、予防薬(抗アレルギー薬)を使いはじめると、症状を軽くすることができるといわれています。また、くしゃみや鼻水などの症状がひどい時には、一般に抗ヒスタミン薬を用います。
飲み薬の他、点鼻薬や目薬などいろいろな種類があります。医療機関でもらう薬だけでなく市販のお薬も多くありますが、飲み薬を飲んで眠気がでたり、市販の点鼻薬を使いすぎてより鼻づまりがひどくなってしまう場合もあったりするので、使用上の注意は必ず守って使用しましょう。

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