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七草粥は、もともとは中国から伝わったものです。日本でもその歴史は古く、百人一首の中にも『君がため 春の野に出て 若菜摘む わが衣手に 雪はふりつつ』という歌があります。女の人たちが、さあ春だとばかりに野に出掛け、寒さの中に頭を持ち上げた若菜(七草)をつみながらおしゃべりを楽しみビタミン不足も補ったのでしょう。七草には以下のような薬効もあるといわれています。1月7日だけではなく、胃腸が弱った時等にお召し上がり下さい
薬効 | 作り方 |
・せり 消化健胃、便秘やかぜの予防 ・すずな 利尿効果、肝臓病や高血圧予防、視力改善 ・なずな 利尿解熱効果 ・はこべら 止血作用、腫れ痛み止め母乳分泌促進作用 ・ほとけのざ 胃潰瘍予防打撲や筋肉の痛み ・すずしろ 消化吸収良い、コレステロール低下 ・ごぎょう 鎮咳作用、去たん作用 |
@七草はきれいに洗い、塩少量を入れてさっとゆでて、水にさらして細かく刻む。 A米を洗って、ザルにとり30分くらい水切りしておく。土鍋に、米1カップに対して水7カップをいれ火にかける。 B沸騰して煮立ってきたところで、弱火にし30分くらい煮ます。 ★途中かき回すとねばりが出るので注意 C米が炊き上がったころ、七草を入れ、塩で味をととのえて出来上がりです。 |
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普通の風邪は咳や鼻水が主な症状で発熱しても1〜2日ほどで下がります。ところがインフルエンザは頭痛や関節痛が激しく40℃近い熱が3〜4日ほど続きます。 インフルエンザは普通の風邪とは原因となるウイルスの種類が違いますので、かぜ薬では治すことは出来ません。「かかったな」と思ったら早めに医師の診察・治療を受けましょう。 また、インフルエンザに効果のある抗ウイルス薬は一般の薬局や薬店では買えませんので、医師に処方してもらいましょう。 |
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インフルエンザ | かぜ | |
初発症状 | 悪寒、頭痛 | 鼻咽頭の乾燥感およびくしゃみ |
主な症状 | 発熱、全身痛 | 鼻汁、鼻閉 |
悪寒 | 高度 | 軽度、きわめて短期 |
熱および熱型 (期間) |
38〜40℃ (3〜4日間) |
ないか、もしくは微熱 |
全身痛、筋肉痛、関節痛 | 高度 | ない |
倦怠感 | 高度 | ほとんどない |
鼻汁、鼻閉 | 後期より著しい | 初期より著しい |
咽頭 | 充血およびときに扁桃腫脹 | やや充血 |
結膜 | 充血 | ない |
合併症 | 気管支炎、インフルエンザ肺炎、細菌性肺炎、脳炎、脳症 | まれ |
病原 | インフルエンザウイルスA,B | ライノウイルス アデノウイルス コロナウイルス RSウイルス パラインフルエンザウイルス インフルエンザウイルスC |
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日ごろからインフルエンザの予防を習慣づけよう。 |
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最も確実なのがワクチン接種。1〜4週間で効果がでる。 |
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のどや鼻がウイルスの進入経路。外出後などこまめにうがいをしましょう。 |
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ウイルスは防げないが、のどの乾燥を防ぐ効果があります。また、マスクによって人への感染を防ぐことができます。 |
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こまめに部屋の空気を入れ替え、加湿器などを使って乾燥しないようにしましょう。 |
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病原体であるウイルスをできるだけ寄せ付けないようにしましょう。 |
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ビタミンを多く含む緑黄色野菜や果物を摂るなど、栄養のバランスに気配りを。 |
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平成13年から医療保険の適用になりました。 |
ウイルスの活動を抑える新薬が開発され、インフルエンザを治療することができるようになりました。 ただし、このお薬は発症してから時間が経ちすぎると効果がありませんので、インフルエンザにかかったな、と思ったらすぐに医師の診察・治療を受け仕事を休んで早期回復につとめましょう。 |
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受診するのが遅れる様々な理由。 |
● 普通の風邪だと思い込み、軽視していた。 | |
● 仕事に追われて、初期症状に気づかなかった。 | |
● 悪寒がでても我慢していた。 | |
● 発熱していたけれども、忙しくて医療機関にいけなかった。 | |
● 我慢して一日寝ていたが、余計にひどくなった。 |
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"寒さ"を感じたその瞬間、誰でも体内では、「血管の収縮」が起きる。 慢性的な血行不良による冷えという名のストレスが続くと、絶えず自律神経が刺激され自律神経の乱れにまで発展してしまう。そんなことにならない為にも日々の正しい冷え性対策は欠かせない! 冷え性の原因
◎ビタミンCは、毛細血管強化をする他、抗ストレスホルモンの材料となり自律神経の乱れによる血管収縮を緩和してくれる。 冷え性を改善するためには、あなたが持っている細かな原因を一つずつ見極め、自分にあった改善方法を試してみてください。 |