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一言に便秘といっても、その種類は様々なものがあります。
便秘は大きく機能的便秘と器質的便秘に分けることが出来ます。
さらに機能的便秘には、腸の運動が、過剰になることによって起こるれん縮性便秘と、腸の運動低下により起こる弛緩性便秘があります。私達を悩ます便秘の大部分は、この弛緩性便秘によるものです。
器質性便秘は、大腸の腫瘍や、外部からの圧迫によって腸がつまり、便の通りが悪くなるために起こる便秘のことをいいます。
この他にも、神経障害、腎不全、糖尿病等の病気に伴うもの、薬の副作用によるもの、また、食物によるもの等があります。便秘を悪化させる食物には、お茶、ココア、渋柿、ワイン等があります。
分類 | 作用の仕方 | 薬の名前 |
塩類下剤 | 腸管から吸収されず、水の吸収を妨げて腸内容物を流動化し、物理的刺激によりぜん動運動を起こす。 | 酸化マグネシウム |
大腸刺激性下剤 | 腸粘膜を刺激してぜん動運動を亢進させる。 | センナ、アローゼン、プルゼニド、 ラキソベロン |
浣腸剤・坐薬 | 腸管壁を刺激し、大腸のぜん動運動を誘発するとともに腸管壁面と大腸との潤滑液として作用し、直腸S字結腸内容物を排泄する。 | グリセリン浣腸、新レシカルボン坐剤 |
薬とアルコールの関係
「薬を服用していますが、一緒にお酒飲んでもかましませんか・・・」
と、時々聞かれることがあります。
お酒は、むかしから”百薬の長”といわれています。確かに適度のお酒は、気分を楽しくさせ、体があったまり、快い睡眠が得られるなど多くの利点があります。お酒は肝臓で分解され炭酸ガスと水になり、主に、尿中に排泄されます。飲みすぎて肝臓の処理機能を超えると二日酔いに、長い期間には肝炎や肝硬変の原因になります。
薬の代謝を司るのも肝臓です。お酒と薬を一緒に飲むと、肝臓に大きな負担をかけることになります。またアルコールと薬の”相互作用”により薬の効き目が強く現れて危険な状態になることもあります。
お酒と薬を併用した場合に悪い影響を与えるものの例をあげます。
薬の種類 | 現象 | 医療用医薬品名の例 |
血糖降下剤 | 血糖が下がりすぎ、そのために昏睡状態になり、精神障害を起こすことがある | オイグルコン・グリミクロン・ベイスン・グルコバイ・ノスカール・インスリン注射など |
降圧剤 | 血圧が一時的に下がりすぎてフラフラしたり吐き気を起こすことがある。 | レニベース・カプトリル・ロンゲス・ニバジール・アダラート・ヘルベッサー・ カルスロット・アムロジン・ セロケン・アーチスト・メインテート・ワイテンスなど |
睡眠剤・ 精神安定剤 |
めまい、頭痛など起こしたり、呼吸が抑制されることがある。 | リスミー・ユーロジン・レンドルミン・アモバン・トリプタノール・ワイパックス・リーゼ・デパス・ アタラックス・セレナールなど |
鎮痛剤 | 胃腸の出血を起こしやすくなることがある。 | セデスG・クリアミンA・バファリン・ポンタール・ボルタレン・ブルフェン・ニフラン・ ペオン・ソランタール・ロキソニンなど |
以上のようなことがありますので、これらの薬を服用しているときは、お酒を控えましょう。
その他の薬でも、作用が増強されたり、あるいは抑制されたりすることがありますので、くわしくは医師または薬剤師にお尋ねください。
くすりと病気のQアンドAより
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カラダにうれしいみかんのいい話!! |
みかんは、今一番注目のガン予防食品といわれてるんだよ。
みかんの色素に含まれているベータ・クリプトキサンチンが発ガン促進物質の働きを抑える作用があるんだって!しってた?
あと、1日1個のみかんは、疲労回復にも効果的!酸っぱさの成分クエン酸が体内にたまった疲れの原因「酸性物質」と結合して疲れをとってくれるんだって!でも食べ過ぎると太るかも?大丈夫!!みかん1個の糖分は、飴1個と同じくらい。しかも燃えやすく、脂肪になりにくい!ダイエット中でも安心。今年の冬は、食卓からみかんが欠かせなくなりそうだね。
切れ味の悪くなった包丁。本来ならばきちんと研げばいいのだけれど、ここでは簡単な研ぎ方を教えましょう。
なんと切り落とした大根の首にクレンザーをつけ、包丁をこするだけでいいのです。
これで、切れ味抜群!大根がないときは、茶碗やどんぶりの裏の糸底でサッとこすってみてください。これでも随分切れ味はよみがえり、料理の腕も存分に奮えるので、覚えておいて損はありません。