ピアノ教室は、今も昔も幼児や子供の習い事として人気です。女の子らしくなるようにとか、何か特技を身につけさせたいという理由からピアノ教室に通わせる親は多いようです。
また、最近はピアノの弾ける男の子もいい!…と男の子にも人気があります。
ピアノなどの音楽関係に取り組む場合、幼少の頃から始めるほうが良いといわれています。なぜなら、聴力が成長過程である子どもの場合、聴覚が大人とは比較できないほど鋭いといわれています。5歳になると聴力はほぼ完成され、10歳で大人と同程度になるので、音楽を始めるのは早いほどいいというわけです。また、絶対音感の習得は年齢とともに難しくなるといわれています。
実際、幼児ピアノ教室に通っていた子供の音感やリズム感が他の子と比較して優れている場合も多いようです。
それ以外にも期待できる点は「集中力がつく、情操教育になる、総合的な音楽の力がつく、表現力が豊かになる、マナーが身につく」などです。
さらに、幼児期にピアノを始めたことで音楽の才能に目覚めるきっかけになった人にとって、ピアノ教室は素晴らしい経験だと言えるでしょう。
ただし、いざ通わせたいと思っても無理やりというのは考えものです。大事なのは子どもの気持ちですので、期待をかけすぎずに本人の気持ちも尊重しましょう。