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古代米のページ

古代米の特徴・・・古代米とは稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米のことです。



古代米の歴史
    赤米
      野生稲の大部分が赤米であることから、赤米は米のルーツであり、赤飯の起源と考えられている。
       奈良時代の「尾張国正税帳」には、赤米を酒の料として皇室へ納めたとある。「枕草子」には「男の
       片手に甚赤き穂の・・・」とある。鎌倉時代には大唐米、大唐法師と呼ばれる赤米が中国から渡来し
       広く栽培された。
       江戸の井原西鶴の書物にも「赤米」は多く登場する。薩摩藩では田んぼの50%も赤米が作られていた。
       明治に入ると赤米は雑草と考えられ国を挙げて赤米駆除運動が始まる。岡山県の総社の国司神社、
       対馬の多久頭神社、種子島の宝満神社は遠い昔から現在まで連綿と赤米を守り続けてきた。


    黒米(紫黒米) 
      おはぎの起源で古くから祝いの米として珍重されてきたと言う説もある。
       中国では明の時代、李時珍の「本草網目」に「黒米(紫黒米)は女性の生理・腎臓を補い、脾臓・肝臓に良く、
       目の血の巡りをよくする。さらに、滋養強壮に優れ、造血作用があり、髪に毛の黒さを増す。」と
       記されている。古来、中国で黒米(紫黒米)は宮廷献上米として皇帝や女官たちに独占されており、
楊貴妃も
       美容食として愛用していたと伝えられている。また、薬膳料理にも古くから使われている。

  

古代米の食べ方
     白米に黒米・赤米・緑米をどれでも1〜2割混ぜて炊いてください。水加減も、古代米の量も
     好みでいろいろ変えて楽しむのもいいと思います。3種類混ぜても美味しいです。
     
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