お寺・神社の目次に戻る
フレーム 2004年07月
西寺址(南区)

平安京の造営は延暦13年(794)で、大内裏から九条大路にかけて幅85メートルの朱雀大路が敷かれました。 九条通に面したところに羅城門が建てられ、南辺側には朱雀大路を挟んで東西に官寺が 建てられました。東側は東寺、西側は西寺と呼ばれました。
東寺は現存しますが、西寺は正暦元年(990)、天福二年(1233)二度の火災にあい再建されることはありませんでした。現在は、西寺児童公園内に小高い丘(講堂跡)とその上に石碑が残されているだけです。
児童公園と現存する東寺寺域を比較すると断然西寺のほうが小さく見えますが、 寺域は同じ広さだったようです。
フレーム


YahooMap!