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吸血大殲TRPGリプレイ OPシーン
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Opening 01 |
任務 |
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−ダッチ・マーロウ・マクティアナン
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綺麗に掃除された通路を歩き、建物の奥へ黙々と進んでいく。 |
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初めて訪れる国での任務だというのに彼に緊張の様子は見られない。いや、緊張どころか彼からはあらゆる感情が発せられていない。 |
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それこそが、彼がクラリックである証であり、クラリックであるから彼に任務が下されたのだ。 |
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GM |
では、OPはダッチから。ダッチは今、日本の口音市にある口音製薬会社にきている。 |
ダッチ |
ふむ。 |
GM |
理由はプロジウムを提供している会社から戦力の要求があり、単独で動ける身軽なクラリックがダッチしかいなかったから。上からは、口音製薬の指令をいつも通りに遂行するようにといわれている。
で、現在この製薬会社の研究所の最高責任者の部屋に続いている廊下を案内されているところです。 |
ダッチ |
まぁ、警戒することもなさそうなので普通について行くさ。 |
GM |
では、特に問題もなく、所長室というプレートがかかっている部屋の前につく。案内してくれた人がノックをすると中から 「どうぞ」 という女性の声がする。 |
ダッチ |
がちゃっとな。 |
GM |
中は多くの本や書類がきれいに整頓された清潔な部屋です。 |
ダッチ |
リブリアを少し思い出されるな。 |
GM |
その奥に大きい机があって、そこで白衣を着た女性がパソコンの画面を見ています。 |
ダッチ |
いくつぐらいの人? イレブン?(イレブンというのはわかりやすく言うと、ブリタニアに占領されている日本人という意味) |
GM |
イレブンの女性で、年のころは20台後半から30台前半に見える。あ、念のためいいますが、ブリタニアに占領されているわけではないですからね(笑)。 |
ダッチ
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若い所長だのう。
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女性 |
「あ、ちょっと待ってね。…メール送信っと」
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ダッチ |
「かまわん。仕事が終わるまで待たせていただく」 |
女性 |
「ごめんごめん」といって、メガネをはずしながらダッチの方を見る。 「えっと…格好からしてあなたがリヴリアから派遣された人?」 |
ダッチ |
「ダッチ・マーロウ・マクティアナンだ、支援要請に従い、ただ今より貴社の指揮下に入る」 といって、諸々の書類を渡しておこう。 |
女性 |
それを受け取りつつ。 「遠いところをようこそ。わたしは相川
芽衣(あいかわ めい)。ここの所長なんかをやらせていただいています。よろしくお願いしますね」 CVは後藤邑子さんね。 |
ダッチ |
「ああ、よろしく」 |
相川 |
「それで、ダッチさんにやっていただきたいことなんですけど…何か聞いていらっしゃいますか?」 と、メガネをかけて、ダッチから受け取った書類をチェックしつつたずねます。 |
ダッチ |
「私が知っている任務はここに来て貴社の指揮下に入るという事だけだ。それ以上の事は貴方が知っているのでは?」 |
相川 |
では、ため息をつきながら。 「やっぱり…相変わらずクラリックさんは融通がきかないみたいですね」 |
ダッチ
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「忠実な兵士は良い世界を作る。それがリブリアのやり方だ」
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相川 |
「それは任務を与える側が良い場合ですけどね。ま、今はその議論はおいておきましょう。今回リヴリア政府に依頼をした理由ですが、端的に言うと、この町で異形が何かを行っているのを止めていただきたいのです」 |
ダッチ
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「何かと言うと?」 |
相川 |
「実はですね、1月前からこの町で犬や猫といった動物が殺される事件が始まりました」 |
ダッチ |
クラリックは伝統的にわんわん大好きだから、見逃せないな。 |
相川 |
「初めは若者の度が過ぎた行動だと思っていたんですが、それにしては死体の損傷がひどすぎました。そこで念のため、口音製薬の治安部隊と警察で犯人を調査したところ…全員、同じように殺されました」 |
ダッチ |
「そこでリブリアに支援要請という訳か」 |
相川 |
「そうです。実は以前ここにクラリックの方が派遣されていたから、その戦闘力は信頼していますので…ご存知ですか? シェルって方だったんですが」 |
ダッチ |
シェル? 知ってる? |
GM |
知っていても知らなくてもどっちでもいいですよ。 |
ダッチ |
んじゃシラネ。 「該当の人物に心当たりはないな」 |
相川 |
「そうですか…。ああ、それでですね、どうもこの事件の犯人は複数の異形の仕業である可能性が高いんですね。しかも、死体の損傷具合からしてするどい牙や爪をもっていると思われます」 |
ダッチ
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わんわんだな、間違いない。 |
涼 |
それだったら縄張り争いかー。 |
相川 |
「それで、中途半端な戦力を送っても犠牲者を増やすだけで意味がないと判断し、クラリックさんの派遣を要請させていただいたと言うわけです。危険な任務になりますが、受けていただけますか?」 |
ダッチ |
「受けるも受けないも無い。私への現在の指揮権は貴社が持っている」 |
相川 |
それを聞くと苦笑しながら答えます。「そうですね。そういうことになるんですけどね…」
一瞬だけ寂しそうな顔をした後、メガネをはずして、ダッチさんに「では、ダッチ・マーロウ・マクティアナン。あなたに協力をお願いします。お互いにベストを尽くして、がんばりましょう」 と言った後に、笑顔で右手を差し出す。 |
ダッチ |
こっちも握手をしようとするが、ピピピっとタイマーがなる。 「失礼、時間だ」 という事で超力≪プロジウム≫を使用。 |
GM |
そのタイミングはいい(笑)。ダッチに+1。 |
涼 |
プロジウムキャラがんばってたので1点あげるー。 |
GM |
で、≪プロジウム≫分の1D6を振ってください。奇数なら2D6反転度上昇。偶数なら1D6減少です。 |
ダッチ |
(コロコロ)2の…(コロコロ)6。いえー、減りすぎー(笑)。 |
GM |
こんな時のダイス目はいいんですよね(笑)。 |
ダッチ
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序盤の減りすぎは逆に痛いんだが(笑)。プシュッと感情を沈めておく。終わった後でも握手の続きはしないでおこう。 |
相川 |
ちょっと寂しそうに右手を見る。 |
ダッチ
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「市内での行動に関しては支援を願う。何分初めての国だ。その他詳細な情報に関しては私の端末まで転送しておいてくれ」
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相川 |
「それについてですが、クラリックさんはリヴリア以外の国の行動はちょっと大変だと思うので、こちらでサポートの意味を込めて2人、用意しました。そろそろ、ここにくると思うので、しばらく待ってもらえますか?」 |
ダッチ |
「了解した」 まさか涼じゃないだろうなぁ(笑)。 |
涼 |
それもこまるなー(笑)。 |
相川 |
「では…ダッチさんは紅茶がお好みですか? それともお茶がいいですか? あ、コーヒーは駄目ですよ。あんなもの飲んでたら馬鹿になってしまいます」
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ダッチ
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「何でも構わん」 |
相川 |
「ではですね、とっておきの日本茶が…」 |
GM |
といったところで、ドアをノックする音がして、このシーンは終わります。で、ダッチさん運命はどうします? |
ダッチ |
「ロートへの忠誠」でいいかな。 |
GM |
ロートいうな(笑)。 |
涼 |
もうロートと覚えたしなー(笑)。 |
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Opening 02 |
口音製薬 |
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−君島涼
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父であり、上司でもある人の部屋。 |
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呼び出しに応じ向かった部屋には、よく見知った顔がいた。 |
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今回の任務は二人か…。どうせ、ロクな任務ではないのだろう。 |
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GM |
では、次は涼のOPです。涼のOPは上司であるお父さんの部屋から始まる。 |
涼 |
上司だったのかー。 |
GM |
部屋には式根和人もいる。 |
ダッチ |
ゴルゴムみたいだ。 |
涼 |
おとんは研究者なんだよー、俺の中ではー。でも、なんか違うっぽい。 |
GM |
おとんは研究者だけど上司でもある。っていうか、まだ涼達が正社員じゃないからなんというか身元引受人みたいな感じですかね。で、おとんはいなくて、和人と二人きりという状況です。 |
涼 |
あ、まだいないのか。 |
GM |
いない。部屋もそこかしこに書類が散乱していて全く整頓されていない。 |
涼
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じゃあ 「あれ? 君も呼ばれたのか?」 とかいうこと言っとくー。 |
和人 |
「君もってことは僕も呼ばれていることを知らなかったのか?」 |
涼 |
「ああ。ただここに来いって呼ばれただけさ。時間通りに来たはずだけど、いないみたいだな。相変わらずルーズな人だ…」 |
和人 |
「おや? 僕のところにあった連絡には僕と涼の二人で任務だとあったんだけど……また、ろくに書類をチェックせずにきたな。そういうところは本当に親子だな君たちは」 と、できの悪い弟に対するかのように言う。 |
涼 |
「そうかな…あんまり会ってなくても似てくるものなのかな」 と苦笑だー。 |
GM |
ってな話をしていると、ドアがガチャっと開いて涼のお父さんが入ってくる。 |
ダッチ |
早乙女教授みたいな感じで是非。 |
GM |
なぜに早乙女よ。素手でドリルでも掴むか?(笑) |
お父さん |
「いや〜すまんすまん。うっかりお昼を食べ過ぎたみたいで遅れちゃったよ。それで、二人とも任務です。任務内容は口音市に向かい、そこで起こっている事件を解決すること。事件についてはあらかじめ送っていた資料に書いてあったから、もちろん読んでいるよね?」 |
涼 |
あれ? ここはロート市じゃないのか。 |
GM |
ロートいうな(笑)。ここは口音市ではないです。日本の別のところ。 |
涼
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なるほど。ちなみに資料もらってるの? |
GM |
もらってる。読んでいたことにしてもいいし、読んでいないことにしてもいい。
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ダッチ
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和人はもちろん熟読しているが、涼は呼んでなさそうなイメージがあるなぁ(笑)。 |
涼
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読み忘れてたことにする。資料? ついてたっけな? って顔をするー。 |
和人 |
んじゃ、その涼の顔を見てそっとため息をついて言う。 「口音市の事件ということは例の獣の仕業だと思われる事件ですね」
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ダッチ |
早くもキングストーンの移植ミスによる性能差が現れ始めてきたな(笑)。 |
お父さん
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「そっそ。その事件。涼はいつもどおり読んでいなかったみたいだけどね」
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涼
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「たまにはそういうこともありますよ。和人、続きを」
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和人
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「資料によると現地の実行部隊が全滅させられたとの事ですが、僕たち二人でそんな相手に太刀打ちできるかは保障しかねますが?」
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お父さん |
「もちろん、君たちだけではないよ。現地で協力者を用意するらしいし、どちらかといえば、君たちに経験をつますための任務だと思っていいよ」 |
涼 |
「現地で協力者…ですか? 何か表現が微妙ですね。先輩の誰かとかじゃないんですか?」 |
お父さん |
「先輩じゃないよ。ほら、涼たちも知っているだろ?聖城市で起った一ヶ月程前の事件。あれのせいで今日本中がちょっと不安定な状態でね、そっちの対応もあるから人手不足なんだよ。それの関係で外国から助っ人を頼んでいるみたいだよ。あと現地の人にも心当たりがあるみたいだけど」 |
ダッチ |
キャー、増援はこいつらかー(笑)。 |
涼 |
聖城市の事件ってなんだー? |
ダッチ |
あれだよきっとよくある龍脈のみだれがどーたらこーたらで富士山が噴火とかだよきっと。 |
GM |
聖城市ってのは口音市の隣の街で、そこで地脈から無理に力を引き出したから影響がでているとかそんなの。ダッチ大正解(笑)。 |
ダッチ |
さすが俺。 |
GM |
まあ、最近の僕のシナリオはそんな話ばっかりですけどね(苦笑)。 |
お父さん
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「そんなわけで、君たちは今から口音市に向かってね。連絡は…適当でいいや。困ったことがあったら何かいってきなさい。運がよければ力になるよ」 |
涼
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「はい。わかりました。では、さっそく準備をしてむかいます」
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和人 |
「了解です」 |
GM |
ってなわけで、二人は口音市にある口音製薬の所長室の前でドアをノックするところでシーン終了です。運命はどうします? |
涼 |
「おとんとの微妙な関係1レベル」って感じで。 |
ダッチ |
なんだ、微妙って(笑)。 |
涼 |
腕の件で家族は崩壊中さー(笑)。 |
慧斗 |
ぎこちない親子関係(笑)。 |
涼 |
こう、カミーユ家みたいな感じだよ(笑)。 |
GM |
僕は仲良し家族にするつもりだったんですけどね(笑)。 |
ダッチ |
おとんは空気読めないから息子に嫌われているとわかっていないのだな(笑)。 |
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Opening 03 |
母からの贈り物 |
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−九流慧斗
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どうしよう…。 |
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今朝のことがずっと気になって授業もロクに頭に入らなかった…。 |
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アレ夢だったって事にならないかなあ…。 |
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GM |
では、最後のOPは彗斗さんです。 |
慧斗
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はいはい。なんかドキドキです。 |
GM |
えっと、時期は6月末で、ハンドアウトどおり今日は彗斗の誕生日です。 |
慧斗
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あ、はい。あれ? 命日と誕生日は同じなのですか?
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GM |
そうです。誕生日にお母さんが死んだわけです。で、ですね、たった今、最後の授業が終わったところなんですが、彗斗は今朝起ったことを思い出して頭をかかえたい気分になっています。
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ダッチ |
「彗斗ー、どしたの? 何かなやみごとー?」(←いきなり友達NPCロール) |
涼 |
またNPCやってる(笑)。 |
ダッチ |
バカっぽい同級生をイメージしてみた(笑)。 |
慧斗
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「それがさー…ってなんでもない…」 |
GM |
と、ほわんほわんほわんほわ〜んって感じで今朝の回想シーンへ。朝起きて、ご飯食べて学校に行く用意をしてちょっと一休みって時間。 |
慧斗
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「たまにはのんびり朝ごはんもいいねー小羽ー♪」 |
小羽 |
「本当、のんびりの朝はいいね。そうそう彗斗、お誕生日おめでとう」
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慧斗
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「あ、そっかー。今日誕生日だったんだー忘れてた。ありがとー」 |
小羽 |
「はい、誕生日プレゼント」 と、手作りのストラップを出す。モデルは仲良くしている彗斗と僕。 |
慧斗
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「かわいいー。ありがとう。でもどうしたの? 小羽が作ってくれたの?」 |
小羽 |
「そうだよ。僕じゃ買い物はできないからね」とこう、えっへんとする。 |
涼 |
器用だな。 |
ダッチ |
獣の前足でこうチマチマと夜なべを。 |
慧斗
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獣の前足でちまちま…(光景を想像して)萌え(笑)。 |
GM |
獣の前足というか、3頭身の人型くらいにはなれるんですが…まあ、いいか(笑)。 |
慧斗
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人型になれるんですか!? |
小羽 |
なれるよ。僕は結構凄いんだから。あ、僕に性別はないからね。 |
慧斗
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萌キャラな妄想がむくむくと…(笑)。 |
涼
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各自でイメージずれてそう(笑)。 |
GM |
てなことをしていると、ぴんぽ〜んと音がする。 |
慧斗
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「あれ? なんだろう? こんな朝早くから。はーい」 と言って玄関まで行ってみる。 |
GM |
すると先にお父さんが荷物を受け取っていたみたい。 |
涼 |
佐○かク○ネコかペリ○ンで運命が変わる。 |
ダッチ |
佐○だな、玄関先に放置で。 |
涼
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箱もへこんでそうだね! |
GM |
へこまねえし、放置もしねえよ!(笑) 玄関には洗濯機くらいのダンボールが置いてある。 |
涼
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着払いだったり…。 |
GM |
着払いだとただの嫌がらせだ(笑)。 |
慧斗
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「お父さんありがとう…って、なにこの荷物!? 置物でも頼んだの?」 |
お父さん |
「うん、それがね。伝票を見る限り、澪(みお)…母さんから彗斗あてに荷物が届いたみたいなんだよ」 |
GM |
と、答えるお父さんの名前は明(あきら)で、CVは大川透さんね。お母さんの方は坂本真綾さん。 |
慧斗
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「えっ!? 私? でも、お母さんからって…」 と困惑困惑。 |
明 |
「うん。だからいたずらかなあって…あけてみるかい?」 |
慧斗
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洗濯機ぐらいのダンボールって言われると鹿が出てきました…(笑)。 |
ダッチ |
鹿はねぇなあ(笑)。 |
GM |
鹿ってリアルで新築祝いに送ったんですよね、確か(笑)。 |
ダッチ
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あれはひどかった(笑)。 |
涼
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うむ(笑)。 |
慧斗
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鹿と添い寝するなんて貴重な体験をさせていただきました(笑)。 |
GM |
でも、人型のロボが入るダンボールだから、最低でもそれくらいの大きさはあるかと思うんですよ。 |
慧斗
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「うん…。とりあえずあけてみる。なんなんだろう?」 ごそごそ。 |
GM |
んじゃ、ダンボールをごそごそすると、大きい金属のコンテナが出てきました。で、OPENとかかれた文字の隣にでかい赤いボタンがデンとある。 |
ダッチ |
爆弾だ! |
涼 |
逃げろー(笑)。 |
GM |
ついでに、ハッピーバースデー彗斗はあと、と書かれている(笑)。文字はお母さんの字に見える。 |
ダッチ |
この母親はかなりアホキャラに思えてきた(笑)。 |
GM |
ちなみに「はあと」はハートマークじゃなくて、まんま、ひらがなで「はあと」って書かれてある(笑)。 |
涼
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機種依存文字は大変だからね! (笑) |
慧斗
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「うわー。この字とこのセンスは絶対お母さんだよね…。なんか怖いよねぇ」
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明 |
「……母さんのだろうねえ…押してみるしかないのかなあ」 色々な角度からコンテナを観察してみようかな。 |
小羽 |
「押してみようよ彗斗! 面白そうだよ!」
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慧斗
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「うーん…。小羽もこれお母さんからだと思うの? じゃあ、押してみようかな…」
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小羽 |
押さないなら僕が押すよー(笑)。 |
慧斗
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押します押します。 「じゃあ押すよ。お父さん、小羽」 と、ボタンに近づき、 「ぽちっとな」 っと言いながら押します。 |
涼 |
ポチッとなは全国共通言語。 |
ダッチ |
BGMはダースベイダーのテーマだな。 |
GM |
んじゃ、コンテナの真ん中に線が入ってぷしゅーっと音と共に上部分が上に上がっていく。 |
慧斗
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呆然と見てます。 |
GM |
で、白いドライアイスみたいな煙が中からもわもわって出てきて中はすぐに見えない。 |
小羽 |
「わくわくするね彗斗♪」 |
慧斗
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「気楽でいいねー小羽は」 |
GM |
で、じょじょにコンテナの中身が見えてきますが、どうも中身は大きい人形というか人の形っぽいものが見える。 |
ダッチ |
ダースベイダーだな。 |
涼 |
コーホー。 |
GM |
いい加減、ダークサイドから離れろ(笑)。 |
慧斗
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「なに…人形?」 といって、近づいてみます。 |
ダッチ |
+1Pあげよう。 |
GM |
コンテナに近づくと徐々にはっきりしてきますが、女性っぽいような気がする。と、コンテナの人型から両手が伸びて彗斗の顔を包む。 |
慧斗
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「うわー!!」 って叫んで逃げようとします。 |
GM |
その手の感触は冷たい。というか明らかに金属の感触。 |
慧斗
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「えっ!? 人じゃない…? じゃあ、なにこれ?」 って父親と小羽の方を見て助けを求めたいです。 |
GM |
彗斗に+1。 |
小羽 |
「彗斗! 前!」 |
GM |
と、コンテナから視線をはなした一瞬でコンテナの中から、彗斗より頭ひとつ分は背が高い女性が出てきている。 |
慧斗
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「えっ!? えっ!? なに? …って動いたー!」 って腰抜かしそうです。
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明 |
「彗斗! 大丈夫か! …って、あれ? 君は…」 |
慧斗
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「お父さん、知ってるの??」 |
明 |
「一度、母さんから見せてもらった資料に載っていたような…」
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女性 |
とかやっているうちに、彗斗に近づいてて両目を覗き込みます。 |
慧斗
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へ? |
女性 |
「網膜パターン確認。身体データは成長予測よりも8%程の誤差ですが想定許容範囲内。ケテルの活動は確認できず。以前の活動より12年後だと推定」 そう言っから、彗斗から少し離れて頭をなでます。 |
慧斗
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へ? へ? |
女性 |
「わたしの名前はセフィ。あなたのお母さん、澪博士により作られたあなたの世話係です。彗斗、お誕生日おめでとう」 と微笑みながら言います。 |
慧斗
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「あ…ありがとうございます…。って、えー!?」 って驚きまくります。 |
GM |
ちなみに小羽とお父さんはあっけにとられている。 |
セフィ |
「さて、血行その他の情報より、朝ごはんはすでに食べられたようですね。でも、もうそろそろ学校に行く時間ではありませんか?」 自分以外のものの困惑がわからないから、さも自分がいるのが当然という態度をとりますよ(笑)。 |
ダッチ |
ロボ、空気読めてねぇ(笑)。 |
慧斗
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「へ? …きゃー遅刻ー! ちょっと小羽、お父さんもしっかりして。とりあえず、学校行ってくるから」 …かばんとって逃げるように学校にいきます。
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明 |
「え? あ、ああ。行ってらっしゃい。車に気をつけるんだよ〜」 |
小羽 |
「あ、彗斗待ってよ〜〜」 |
セフィ
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「行ってらっしゃい」 と笑顔で手を振ります。 |
GM |
ってなところで回想が終わります。この誕生日プレゼント(?)のせいで、今日一日は全然授業が頭に入らなかった。 |
慧斗
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「やばい…ぜんぜん集中できなかった。もうすぐテストも近いのに…。一体お母さんは何を考えてるんだろう…」 ため息つきながら机につっぷしときます。 |
ダッチ |
「まぁなんの悩みかはしんないけど、てきとーにきにせずいけばいーんでないー?」(←引き続き友達ロール) |
GM |
ってなところでOPが終了…でいいですか? |
慧斗
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あ、はい。ちょっぴり恥ずかしいのと、なんか時かけのまことっぽくなってきた気がする今日この頃です。 |
ダッチ |
あ、そうだ、みのりん…じゃねぇやセフィの外見教えといてくれー、後で勝手に動かす際の参考にしておく。 |
GM |
勝手に動かす宣言を堂々とするなよ(笑)。 |
セフィ |
桃色の髪をロングにしている、ナイスバデーの設定ですよ(笑)。 |
ダッチ |
というか、紙の色はともかく、KOS-MOSしか出てこない。 |
涼 |
じゃ、そいつで(笑)。 |
セフィ
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まあ、言われるとは思っていましたが(笑)。 |
GM |
それはそれとして運命はどうしましょう? |
慧斗
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どうしましょう…。 |
GM |
セフィに対して困惑でとるのがハンドアウトの推奨ですよ。 |
慧斗
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じゃあ、ハンドアウトの推奨通りにしておきます。 |
GM |
了解。では、そんな感じでOPが終了で、これからミドルフェイズに移ります。 |
涼
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あいー。 |
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ミドルシーン1 |
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