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 徒然(武は芸に通ずる)
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♪わたしのやっているピアノ奏法

武術から学んだ体の使い方を使って、
脱力、必要最低限の筋力で弾く。
という事などを研究し、実践しています。

そのことによって私自身は、演奏技術は上がり、表現力も増し、
何よりも、音が綺麗になり、響く音を出せるようになりました。

今までより、音色の数が増え、フレーズ感も出て、
今まで何十時間か練習して、本番で上手くいくかいかないか、
という状態だったところが、
すらっと初見の状態で弾けたりしだしたのです。

自分が弾いている時も、他人の音を聞くかのように
自分の音を聴くことができるようになってきたりしました。

そうすると、今まで見えていなかった事柄がたくさん見えてきて、
音楽に対する理解や発見も多くなり、楽しさも増してきました。


体の使い方だけでなく、個人の心理面も演奏に現れますので、
心理面からのアプローチも考えています。




私の演奏の変化について、今お世話になっている調律師さんが、
コメントをくださいましたので掲載させていただきます。


「 昔の弾き方が分かりませんが、知り合った時点では、かなり弱々しい印象を受けました。
ただ、音色に雑味が感じられなかったので、普通とは違う何かは感じましたが。
それから、音の芯が出て来て透明感が増して来ましたよね。
最近はそこに力強さが加わりました。
音色の幅、色彩も増してますし。
しかし、音色の問題は本来持っていたものが、弾き方を変えるに連れて自然と引き出されたように感じます。

個人的には、もともとその人の持っている能力以上の音は出ないのではないかと思います。
技術だけではなく、人間力として。

その潜在能力を如何に引き出すかが、身体の使い方や考え方なのではないかと。」

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