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第七話 〜デリヘルブルース〜


今日は予定よりも仕事がはかどり、早く上がれそうだ。
まだ18:00か・・・。

国道の側道を営業車を運転する俺。



信号待ち。ふと横を見るとデリヘルの立て看板が。
そう言えば地元の友人の勝男がはまってたっけ。

うーん・・・。ムラムラしてきた。
妻に内緒のヘソクリ 用の隠し口座にいささか残金があったはずだ。

信号が変わる前に携帯でその番号に発信する。
背に腹は変えられない。


デリ 「ありがとうございます。○○です。」

俺 「す、すぐ大丈夫ですかね?」

デリ 「これからなら2時間程お待ち頂くことに・・・」

俺 「じ、じゃあ結構ですう。」


4件目ようやく・・・


デリ4 「10分位で行けますよ。」


一瞬女神が微笑んだかに見えた。





























俺 「お、お願いしますう。ホテル△で待ってますう。」



恥ずかしかった。早く切りたかった。
しかし一人でラブホに入るのもたいがい恥ずかしい。


俺 「あ、あの〜、今ホテル入りました。216号室です。」



デリ4 「了解しました。どんな女の子をご希望で?」

俺 「若くて可愛くてDカップ以上の胸の大きい子を・・・」


この際言いたいだけ言ってやれ。


デリ4 「まかせて下さいよ!バッチリいい子いますから!」


ワクワクして待つ俺。 10分後。 ピンポーン♪













キターーーー!!













デリ嬢 「こんにちはー。お待たせしましたあ。」


凍り付く俺。違う・・・せいぜいBカップだ・・・


デリ嬢 「チェンジはまた交通費かかりますしい、時間もかかりますよ〜」

俺 「じ、じゃあお願いしますう・・・」










こんなはずじゃなかった。やはり慣れない事は止めた方が良かった・・・













合掌




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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