CASE 2
被告 石川優子 [ 長い髪を洗うまで ] 1985
●収録アルバム
恋愛孤独人(廃盤)
作詞・作曲 石川優子
編曲 マイク・フィニガン
概要 石川優子はヤマハのポプコン出身。今は死語となったニューミュージックという言葉が良く似合っていた。チャゲとデュエットした「二人の愛ランド」が有名。既に引退している。対象曲はマイナーのアップテンポナンバー。

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原告 KANSAS [ CARRY ON WAYWARD SON ] 1976
●収録アルバム
LEFTOVERTURE
作詞・作曲 Kerry Livgren
概要 アメリカを代表するプログレッシブ・ハードロックバンド。ドラマティックな楽曲で、ファンが多い。

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HMV (1曲目)4秒〜
HMV (1曲目) 邦題:伝承 15秒あたり〜
ツタヤ (1曲目) 15秒あたり〜

ジェームス・やまだ 今回はリフものです。ちなみにリフとは曲のイントロや間奏、はたまたボーカルのオケのバックで、繰り返し出てくる印象的なフレーズの事です。
ラーズ・たつみ ほな、早速石川優子の方から聴いてみよう。
ジェームス・やまだ アメリカで録音されたらしく、演奏わりとこなれてますね。
ラーズ・たつみ こういう音好きやね。懐かしい。
ジェームス・やまだ リフ、どう思います?
ラーズ・たつみ 曲にマッチしててええんとちゃうか?
ジェームス・やまだ じゃ、次カンサス。
ラーズ・たつみ わし、カンサスって詳しくないんよ。
  (リフのところが流れる)
ラーズ・たつみ (飲んでたコーヒーを吹き出し)いっしょや!
ジェームス・やまだ スライディングプリング・オフ等、音使いまで一緒です。若干違う印象を与えているのはベースのせいです。石川優子の方は1小節で4つルートを刻んでいますが、カンサスの方はユニゾっています。
ラーズ・たつみ でも、これはアレンジした奴が悪いんと違うか?石川優子がカンサス知っているとは思われへん。日本人やと思って適当に知っているリフやフレーズパクってお気軽にアレンジしたんや、たぶん。
ジェームス・やまだ 確かに他のアルバム収録曲の数曲、どこかで聴いたようなリフがあります。アレンジャーはマイク・フィニガン・・・私は知りません。
ラーズ・たつみ でも、今回のケースのように、まあ断定はでけへんけど作曲者が預かりしらんところで、パクリアレンジを編曲者によってされているって恐いなあ。
ジェームス・やまだ ほかにもあるでしょうね。じゃあ今回も無罪。。。
ラーズ・たつみ それとこれとは、別!有罪!
ジェームス・やまだ 若い女の子には甘くて、おばちゃんには厳しいだけじゃないですか(-_-メ)
 
判決: GUILTY